WOWOWで放送中の世界最高峰のプロサッカーリーグ『スペインサッカー ラ・リーガ』。 現地時間3月1日(日)には、 伝統の一戦クラシコ「レアル・マドリード対バルセロナ」がマドリードで行われる。 この“クラシコ”はスペイン国内だけでなく、 世界のサッカーファンをも熱狂させる必見のカード。 現在首位のバルセロナと2位レアルの勝ち点差はわずか「2」差で迎える今回の一戦は、 今シーズンの優勝争いの行方を占う大一番となる。 WOWOWでは、 この重要な一戦を前に、 WOWOWスペインサッカー 2019-20シーズン イメージソング 「¡Dale Dale!~feat.チバユウスケ」を担当する川上つよしさん(東京スカパラダイスオーケストラ)をゲストに迎えて、 『リーガダイジェスト!クラシコ拡大版』を放送した。 大のサッカー好きとして知られる川上さんがテーマソングに込めた思い、 サッカーと音楽の関連性、 バンドとしての今後の展望、 “クラシコ”の見どころなどについて語った。
「北澤さんとヒデさんの作る流れに乗っていくだけで楽しく終わることができました」と収録後に笑顔で感想を述べてくれた番組初出演の川上さん。 「久保君が試合後に、 応援にきていたバルサのカンテラ時代のチームメイトにユニフォームを渡す場面はグッときました。 ああいうのはなかなか見られないですからね」と収録で一番印象深かったことを話してくれた。
FC東京サポーターつながりでTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTなどで活躍したチバユウスケさん(The Birthday)をフィーチャリングしたのが、 「¡Dale Dale!~feat.チバユウスケ」。 「僕は100%サポーター側なので、 一緒に試合中はずっとジャンプしながら歌い続けています。 その気持ちというか、 歌って高揚できるような、 みんなで一体感を味わえるような曲にしたいと思って作りました」と曲への思いを話してくれた川上さん。 チバさんとはFC東京サポーターつながりでもあり、 2001年に「カナリヤ鳴く空」でコラボしている。 今回チバさんをフィーチャリングした理由については、 「サッカー好きのチバユウスケが真っ先に思い浮かんで、 彼の声が欲しいと思いました。 そうしたら気持ちよくやってもらえて、 破壊力のある声で力強い歌がとれて、 最高でした」と説明してくれた。
「¡Dale Dale!~feat.チバユウスケ」のミュージックビデオを視聴したファンなら分かると思うが、 スーツを着たサラリーマン風の男性が泥だらけになってサッカーをしながら名刺交換など仕事をする傍ら、 東京スカパラダイスオーケストラとチバさんが演奏している。 川上さんは、 「サッカーだけでなく、 働く人を応援しようと、 いうことです」とMVに込めた思いを説明。 「あのMVの撮影は楽しかったです」と川上さんが話すように、 一見すると強面のチバさんも終始笑顔でノリノリ。 それだけに、 「MVができたら、 チバ君の昔からのファンは『あんなチバの顔は見たことない』といっていました。 強面ですからね。 それは良かった」と知り合いからも驚かれたというエピソードを明かしてくれた。
東京スカパラダイスオーケストラは、 昨年にデビュー30周年を迎えた。 今でも精力的に活動を行っているが、 まだまだチャレンジしたいことはあるそうだ。 「ちょうどラテンアメリカ圏のアーティストと交流ができて、 色々なコラボレーションが進んでいます。 コロンビアやアルゼンチン、 メキシコのアーティストとかです。 昨年はプエルトリコのアーティストでした。 今はデータのやり取りで南米と日本を往復しなくても一緒に曲を作ることができます。 今後はスペインのアーティストともやりたいですね」。 日本だけでなく海外のアーティストともコラボレーションをして、 音楽で世界をつないでいく。
音楽とサッカー。 関連性がないように思えるが実はそうではない。 「一人一人の役割があって、 相手を生かしあい、 一つのゴールに向かうところに共通点があります」と川上さんはその相関性を話す。 ベースを務める川上さんの東京スカパラダイスオーケストラ内での役割については「僕は絶対にディフェンダーだと思っています。 ドラムやベースが土台を作って、 その上に管楽器とかボーカリストがオフェンスだと勝手に思っています」と分析した。
