2020.02.17 公開
「大好きだよ。」「黒毛和牛上塩タン焼680円」などヒットナンバーをピアノアレンジでしっとりと聴かせると、このツアーのために用意したカバー曲、ABBAの「SOS」とシンディ・ローパーの「Time After Time」を披露。「SOS」は大塚 愛が学生時代に好きだったドラマのエンディングテーマだったことなどを語り、ドラマ好きらしい一面も覗かせた。
後半では、演奏と共にオブジェに色鮮やかな映像が次々と映し出され、アートで神秘的な空間を創り出した。アコースティックピアノと映像を掛け合わせた演出は自身初の試みとなり、7回目の弾き語りライブにして、新境地を見せた。
アンコールのMCでは「しばらく曲が作れない状態が続いた時期があったけど、この曲がきっかけでまた曲作りを再開することが出来た。」と話し、未発表の新曲を披露した。
シンガーソングライターとしての原点と、未来への進化を見せてくれる大塚 愛のピアノ弾き語りライブに、今後も期待が高まる。
大塚 愛の今後の予定としては、3月11日(水)にこれまでの〝ライブでのピアノ弾き語り音源″を集めた、自身初の楽譜付きアルバム『Aio Piano Arioso』を発売する。
同じ楽曲でも毎回違うピアノ演奏を行う大塚 愛のピアノ弾き語り。この楽譜は、実際にライブで弾いたピアノ演奏をそのまま譜面に書き起こした、その日”一度きり”の貴重なピアノ楽譜となっている。
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