2020.02.10 公開
T-BOLAN、全国ツアーがスタート!

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T-BOLAN、2020年のツアー『T-BOLAN LIVE HEAVEN 2020 「the Best」~繋~』が2月8日(土)埼玉・羽生市産業文化ホールにて初日を迎えた。
「前回の“励”ツアーで、メンバー全員で一緒に旅したことによりバンドの音もメンバー間の感覚も熟し、『T-BOLANT-BOLANになった』という感じがしています。今回のツアーでは、みんなの期待に沿えるような一夜一夜を作っていけるんじゃないかな?」
ツアー前、そう話したボーカルの森友嵐士。メンバー間の絆を確認し、次のステージへ進むT-BOLAN。ファンとの距離を大切にする彼らがつけた今回のツアータイトルは「繋」だ。

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ライブ開始前から「繋」を実感できる試みが行われている。それは各会場限定で流れるオリジナル番組「T-BOLAN Be With You」。これは90年代に東海ラジオで放送された、森友の伝説的なラジオ番組。今回ライブ会場限定で復活した番組に対し、ファンはT-BOLANのオフィシャルサイトからメンバーに直接メッセージを送ることができる。
その土地に対する思いを丁寧に話す森友の声に、耳を傾け一喜一憂する羽生の観客たち。ライブ会場に入った瞬間から、ツアータイトルにある「繋」を体感できる素敵なファンサービスだ。

ステージ上、スクリーンには青をバックに「T-BOLAN LIVE HEAVEN 2020 the Best TSUNAGU」の文字が白く浮かび上がる。定刻から10分ほど時間が過ぎ、スクリーンにカラフルなコラージュ画像が流れる。激しいドラムの音とともにステージの幕が下りると、森友嵐士(Vo)、五味孝士(Gt)、青木和義(Dr)の3人と、サポートメンバーのベースNATCHINとコーラス坪倉唯子が黒を基調とした衣装で姿を現した。

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1曲目は前回のツアーのタイトルでもある「Re:I」。今回のツアーが前回のツアーから繋がっていることを予感させるオープニングだ。テンションの高いナンバーに客席のボルテージも一気に上がる。続いてT-BOLANにとって初のオリコンチャートベスト10入りとなった「じれったい愛」。森友の声に坪倉のコーラスが気持ち良く絡みつき、会場には大きな声援が飛び交う。

「『T-BOLAN LIVE HEAVEN 2020 「the Best」~繋~』へようこそ!みんな良い顔してる。」と、森友。続いてツアータイトルである「繋」について話し始めると、久しぶり会えたファンだけでなく、初めてT-BOLANのライブに来た観客も、年月に関係なく再会を喜び、全体が早くも一体感に包まれた。

ブルージーなギターソロで始まったのは3rdシングルの「JUST ILLUSION」。原曲はミクスチュー調のアレンジだが、今回のツアーでは腰に響く重厚なハードロックをベースにしたアレンジが施されて、現在進行形のT-BOLANを体感できる。森友がSNSで「久しぶりに歌う曲に新鮮な気持ちにさせられちゃってるよ。あの曲のあのバージョン、かなり、いい感じ 笑」と投稿した。20年以上ライブで演奏されていないこの曲を聴くだけで、大いにライブを訪れた価値がある。
是非、会場に足を運んで確かめて欲しい。

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