12月28日から31日までの4日間、幕張メッセにてロッキング・オン・ジャパンが企画制作する日本最大の年越しフェス「rockin'on presents COUNTDOWN JAPAN 19/20 supported by Amazon Music」が開催された。[ALEXANDROS] ©rockin'on presents COUNTDOWN JAPAN 19/20 supported by Amazon 画像 2/7
初日、EARTH STAGEのトリに登場したのは[ALEXANDROS]。荘厳な雰囲気のSEと共にスクリーンにムービーが投影されると、ゆっくりとした歩みで静かにメンバーが登場。マイクを手にした川上洋平(VOCAL&GUITAR)が天空を指差すように高く手を掲げると1曲目『Run Away』からライブをスタート。軽快な4つ打ちのナンバーに早くもオーディエンスの一体感が増していく。ハンドマイクでステージを端から端まで使って歌う川上の顔には笑みが溢れていた。
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川上が大きく両手を広げるとスクリーンには「rrrrrrrr」という文字が映し出される。そう、2曲目はきらめくようなギターフレーズが特徴の『Starrrrrrr』だ。響き渡るバスドラムのリズムに合わせて会場中から手拍子が湧き起こる。突き抜けるようなハイトーンが響くサビでは、オーディエンスがシンガロングしながら拳をあげていた。間奏では、白井眞輝(GUITAR)が赤い光に照らされながら力強いギターソロを披露。
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「盛り上がってますかー?幕張ー!」と川上がオーディエンスを煽ると3曲目『Stimulator』へ。攻撃的かつ強靭なビートに応えるようにオーディエンスも負けじと踊る。続けざまにシンセサイザーのループが流れると4曲目の『Kick&Spin』。磯部寛之(BASS&CHORUS)と白井はフライングV型のギターでヘビーなリフを奏でながら、ステージの端まで飛び出して演奏した。
「改めまして、[ALEXANDROS] と申します!みなさん楽しんでますかー?Are you ready?」と川上が叫ぶ。
『月色ホライズン』では、川上が「歌えますかー?」と問いかけシンガロングを巻き起こした。軽快なビートの『Dracula La』では、オーディエンスから自然と手が挙がる。こちらも間奏で「フーウーウーウー」とオーディエンスがシンガロング。
川上が「幕張まだまだいけますかー?まだまだ声出せますかー?」と叫ぶと、庄村聡泰(DRUMS) がタムを中心としたビートを刻み、フラメンコのような情熱を感じるアコースティックギターが特徴的な楽曲『Waitress, Waitress!』を披露。
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「楽しいねCDJ!今日で我々の今年のライブは最後になります。ここに全て置いてくんで、みんなもそのつもりで来てください。今日新曲やります!」と川上。まだどこにも流れていないという新曲のシンガロングパートが歌えるように川上がアコギを弾き語りながら「LaLaLa…」と歌い、オーディエンスに教える。その新曲『Philosophy』では、スクリーンに歌詞が映し出され、その前向きで真直ぐなメッセージが年の瀬の会場に浸透していく。間奏で先ほど練習したパートが登場するとオーディエンスが大合唱。一気に会場が一つになった。[ALEXANDROS] ©rockin'on presents COUNTDOWN JAPAN 19/20 supported by Amazon 画像 6/7
川上は「今年も最後となりましたが、全てを忘れて今日を楽しみましょう」と言って、弾きがたりで9曲目『12/26以降の年末ソング』をしっとりと歌い上げる。年末にぴったりのメッセージを目をつぶって届けるように響かせた。