2019.12.25 公開
いつもはどちらもグリーンの服だがこの日はもぐらがレッドのサンタクロース仕様のクリスマスカラーでステージに現れたものだから観客は大喜び。
ここで「KEN HIRAI Ken’s Bar Special!! in SHANGHAI」は最高潮を迎えた。
アンコールは再びシンプルな編成となり、歌われたのはアコースティックギターだけをバックにした「ノンフィクション」と、12月4日にリリースされたばかりの最新ナンバー「#302」の2曲で、ここまで全14曲。
「Ken’s Bar」では初めての試みとなるオリジナルのみで構成したセットリストだった。初めての中国公演、ストレートかつシンプルに平井堅を伝えたかったということなのだろう。
しかもその14曲はすべてシングル曲、ベスト・アルバムのようなライブだった。
もっというと、平井堅がいかにポップメイカーでありヒットメイカーであることをあらためて思い知る強烈なライブでもあった。
しかしアンコールの最後を締め括ったのはシングル曲ではなかった。「僕の、もうずいぶんと前の、しかもアルバムの中の1曲なんですけれど、F4という方々がカバーしてくださって」と平井堅が言ったところで、
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