2019.12.25 公開
平井堅、恒例の「Ken’s Bar」クリスマス公演を初上海にて開店!

平井堅  画像 1/12

そしてライブは後半に突入。その1曲目は2000年にCDリリースされる前、このコンセプト・ライブがスタートした1998年から披露されていた「Ken’s Bar」のテーマソングともいうべき「even if」。

バーを舞台に、恋人がいる人を好きになってしまった「僕」のせつない気持ちを綴ったバラードで、平井堅の歌声同様、そのバックに響くピアノの音色も美しいものだった。

このように、平井堅の歌と楽器ひとつの演奏というミニマムな編成でしっとり展開していくのが「Ken’s Bar」の特徴で、ここまではピアノだけ、もしくはアコースティックギターだけだったが、

8曲目はウッドベースだけをバックにした「哀歌(エレジー)」。

退廃的な恋愛関係を歌ったこの楽曲を演出するウッドベース独特の音色がじつに不気味で、このように、オリジナルとは違う意外なアレンジが楽しめることも「Ken’s Bar」の特徴でもあるのだ。

続いてエレクトリックギターだけをバックにした「トドカナイカラ」を終えると、ギター、ベース、ピアノ、パーカッションと、「Ken’s Bar」におけるマックスの編成となり、

「君の好きなとこ」「KISS OF LIFE」と、ライブの終盤でお馴染みのアップテンポなナンバーが披露された。

照明も徐々に華やかなものとなり、そして二部構成の後半ラスト・ナンバーは「POP STAR」。この楽曲のパフォーマンスでは欠かせないあらいぐまともぐらの着ぐるみダンサー、

3ページ(全10ページ中)

関連タグ

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
WWSチャンネルの人気記事をお届けします

関連記事