2019.12.23 公開
【ライブレポート】LUNA SEAが新曲から名曲まで予測不可能の選曲!伝説級のクリスマスライブ<LUNA SEA 30th anniversary LIVE LUNATIC X’MAS2019>

「LUNA SEA 30th anniversary LIVE LUNATIC X’MAS2019」提供写真  画像 1/12

12月21日(土)と12月22日(日)の2日間、さいたまスーパーアリーナにてLUNA SEA結成30周年を飾るクリスマスライブ「LUNA SEA 30th anniversary LIVE LUNATIC X’MAS 2019」が開催された。SLAVEたちを興奮の渦に巻き込んだ2days初日の模様をお届けする。

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SLAVEたちで埋めつくされた満席のさいたまスーパーアリーナ。開演時間を過ぎた頃に流れはじめたSEを合図に、光の柱が場内を照らすと「おお!」というどよめきが。青と白の光を放つ輪っか型の空中ライトを使用した照明を合図にLUNA SEAの5人がステージに現れた。

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意外性を感じさせるサウンドに耳を傾けながら2曲目に期待すると、聴こえてきたのはJが原曲を担当した「G.」。爆音からの疾走感溢れるメロディに合わせて色鮮やかなレーザービームが場内を包み込んでいく様は、ただ圧倒されるのみ。RYUICHIやJのシャウト、SUGIZOのメロディアスなギターに大歓声の嵐を巻き起こしたのは言うまでもない。

この日のライブは、真矢が発売前のPearlの電子ドラム“e/MERGE”を使用(世界初)しているのも変化だが、全員の音が本当にクリアに響く。その理由の一つにSUGIZOは自前の燃料電池車(及び周辺機器)による電力を提供した。出演者が自力で電力をまかなうライブもまた、世界初である。

「待たせたな、みんな!今日も飛ばしていきたいと思います!」と爽やかに挨拶をするRYUICHI。場内を見渡しながら、毎年ここ(さいたまスーパーアリーナ)が僕らのライブハウスだと言い放ち「過去を超えていけたらいいなと思っています!出逢って30年、1人も欠けることなくステージに立っていられることが奇跡!」と結成30周年の喜びを語った。

90年代の楽曲という思いがけないクリスマスプレゼントが続く3曲目も素晴らしい裏切りを見せてくれたLUNA SEA。ライブ後半の盛り上げで使われることが多い「ROSIER」を投入するという予想外の曲順にSLAVEたちのドーパミンも流れ放題だったはず。さらに今回は、ステージの端が下り斜面になったダウンスロープ。LUNA SEAメンバーがアリーナにいるSLAVEたちと限りなく近い距離で生ライブを楽しめるスタイルとなっているのも見どころだ。

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