2016.09.23 公開
4曲目からも彼らの加速は止まらない。『話をしよう』、『時代のヒーロー』とアニメやドラマのタイアップ曲をどんどん披露。さらには、資格障害者5人制サッカー日本代表公式ソング『NEXT ONE』で、「yeah!」という掛け声に観客も続いて声をあげた。
そして、原作者である尾田栄一郎監修の映画「ONE PIECE FILM GOLD」の主題歌に決まっている『怒りをくれよ』を披露。今夏、最も注目を浴びるであろうこの曲は、GLIM SPANKYの世界観をそのまま現したような完成度の高い曲となっており、会場のテンションを爆発させていた。
そしてラストを飾ったのが『大人になったら』。この曲の前にボーカルの松尾は「昔、大人達に『バンドなんか辞めてちゃんと就職しな。』なんて言われたけど、そんな大人達ほど昔は夢や、やりたいことがあったと思う。この曲で、その人達の心の中をこじ開ける!」と、彼らの原点とも言え、昔から演奏していたこの曲には、GLIM SPANKYの魂や想いが詰まっているように感じた。
「今日はありがとう!」と言い残し去っていくと観客からは大きな歓声があがった。
(取材/文:里見政宏)
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