2019.11.25 公開
【ライブレポート】さくらしめじ、5周年企画のスペシャルライブで卒業証書が授与!高校卒業ライブが2020年3月に決定

さくらしめじ Photo by 鈴木友莉  画像 1/12

今春に卒業を控える高校3年生のフォークデュオ・さくらしめじが、11月24日(日)にマイナビBLITZ赤坂にて、昼夜2公演のワンマンライブ「さくらしめじ5周年企画第3弾!スペシャルライブ」を開催した。

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さくらしめじは、2014年6月14日に “ガク&ヒョウガ”として結成。同年11月24日にユニット名とCDリリースが発表され、“さくらしめじ ”としての活動を開始した。そして、アニバーサリーイヤーとなった2019年に突入し、<GO! GO! きの5ー!>と題した5周年企画を実施。第1弾として、7月から9月にかけて全国18箇所のライブハウスを回るツアー「ドッ!菌!青春!18本ツアー」を開催し、急遽決まった追加公演もソールドアウトするほどの大盛況となった。同時に第2弾企画としてライブアルバム「木もれ陽の中の春風キャンプin日比谷野外大音楽堂」を初のデジタル配信限定でリリース。命名記念日当日に開催された本公演は第3弾企画で、自身2度目となるマイナビBLITZ赤坂を舞台に、昼の部はバンドセット、夜の部は二人の弾き語りという異なったスタイルで2公演で全34曲を披露した。

「改めましてさくらしめじと申します。大・大・大祝祭!ドドン!とお祝いしてくれYO!」というタイトルが付けられた【昼の会】は、バンドメンバーに続き、田中雅功(がく)と髙田彪我(ひょうが)の二人が全力疾走でステージに登場。二人を模した鯛が踊る大漁旗をバックに、ドラマ「こえ恋」の主題歌に起用された「ひだりむね」で勢いよくライブをスタートさせ、「はじまるきせつ」「My Sunshine」とアップテンポのナンバーを次々と披露。MCで髙田が「この日がユニット名が決まったおめでたい日なんです。そんなおめでたい日にもっとおめでたい話をしたいじゃないですか」と話し始め、2020年3月4日に2ndアルバムをリリースすることを発表。さらに、新ビジュアルもお披露目し、1月からはリリース記念イベントを開催することもアナウンスすると、満員のきのこりあん(さくらしめじのファンの総称)からは大歓声が沸き起こった.

ライブ前半でのいきなりのサプライズ発表に続き、HY の名嘉俊(Dr)が書き下ろした新曲で、バラエテイ番組「ソクラテスのため息〜滝沢カレンのわかるまで教えてください〜」のエンディングテーマ「合言葉」では、髙田が「この日のために練習してきた」という三線を初披露。「きみでした」や「かぜいろのめろでぃー」では切ない歌声をしっとりと聴かせ、新曲「しめじ体操」ではギターを置いた二人のレクチャーに合わせて、みんなでオリジナルの体操で体を動かした。さらに、「Bun!Bun!BuuuN!」ではタオル回しで大騒ぎをし、再び「てぃーけーじー」では観客が一体となって踊り、「おめでとう」「ありがとう」のコール&レスポンスも展開。田中が作詞したロックナンバー「でぃすとーしょん」では、二人がエレキギターを弾いてフロアのテンションをあげるなど、フォークデュオという枠を飛び越えた多彩な面を見せつけた。

またMCでは、田中が「僕らがさくらしめじという名前をもらった日。記念日とは違った第2の誕生日です」と語り、髙田に「あなたにとってのさくらしめじとは?」と振ると、高田は「僕にとってのさくらしめじは人生です」と返答。一方の田中は「親であり、兄弟であり、息子でもある。僕らはさくらしめじによって作ってくれたし、ともに成長してきたし、僕らが生み出していくものでもあるから。家族みたいな存在ですね」と答え、「僕たち二人にとって、さくらしめじはこれから先もずっとあり続けるもの。掛け替えのない、離れがたいものなんです。さくらしめじは、僕たちだけじゃなくて、みなさんも含まれています。これからもどうぞよろしくお願いします!」と二人揃って深くお辞儀をすると、フロアは温かく優しい拍手で包まれた。

ライブの終盤では「スタートダッシュ」「同じ雲の下」とスケール感の大きいダイナミックなナンバーを高らかと歌い上げ、最後は「ケセラセラララ」の大合唱が響き渡る場内に二人のメッセージ入りの銀テープが放たれた。アンコールでは、グッズT シャツに着替えて「えそらごと」を歌い、髙田が「これから先、いろんなステージに立てるようなアーティストになりたいね」と意気込みを伝えると、田中は「おす! 頑張ります!!!」と即答。続けて、「10年先、20年先、50年先、もっともっとみなさんと一緒に歌っていきたい」と呼びかけ、初期からライブではラストナンバーとして歌い続けてきた「みちくさこうしんきょく」を大合唱し、昼の会は幕を閉じた。

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