「先輩と後輩と…、すごい真ん中で、いいバトンを渡すくらいのことをしたいんですけど(笑)」とオーディエンスへの挨拶も早々に、デビュー25周年の記念シングル「G4・Ⅴ-Democracy 2019-」に収録されている「JUST FINE」を歌い上げていく。GLAYらしさを体現したアップテンポのロックナンバーを、火柱が立ち上がる中で披露する圧巻のライブパフォーマンスはファンならずとも熱狂してしまうのは言うまでもないだろう。
さらに「everKrack」「THINK ABOUT MY DAUGHTER」とセットリストは進む。誰も予想しなかったGLAYの魅力が溢れるロックサウンドに巻き込んでいくと、「AMERICAN INNOVATION」でワンマンライブではお馴染みとなる、頭上でタオルを振り回すプロペラを催促しながら、「皆さんのかわいいかわいい手拍子をください!もっと!!」と場内を煽り倒していく。
GLAY ©テレビ朝日ドリームフェスティバル2019 / 写真:岸田哲平 画像 3/5
GLAY ©テレビ朝日ドリームフェスティバル2019 / 写真:岸田哲平 画像 4/5
そしてラストを飾る歌声は、28thシングル「BEAUTIFUL DREAMER」。センターステージまで歩み、オーディエンスとの距離をぐっと縮めると「これからも30周年、40周年とライブをやっていきます!」と高らかに宣言。これからも前を向いて前進してほしいという想いを込めて熱い歌声を届けた。
「最後まで楽しんでください!また皆さんの街でお会いできたら、これ以上のパフォーマンスをお届けします!幕張、愛してるぜ!!」ステージの端から端まで駆け寄り、オーディエンスの顔を焼き付けたGLAY。今年10月にリリースされたニューアルバム「NO DEMOCRACY」に収録されている「My name is DATURA」をエンディングに、いつまでも余韻を残すライブで場内を魅了した。