ここからは少しずつテンションを上げるブロックに。心地好く弾むソウルフルな演奏に乗せ、優しく語りかけるようにジェジュンはダンサーたちを従え「君だけになる前に」を歌いだした。軽やかで少しファンキーな演奏の上で、ジェジュン自身も軽やかに歌いかけてゆくのだか、その歌声へ深い情愛を覚えるのは、彼自身が気持ちの中へ燃え盛る熱を仕舞い込んでいたから?!。
　ソリッドなギターサウンドと気持ちをシンクロしながら、沸きだした情熱を思いきり解き放つようジェジュンは「Good Morning Night」を高らかに歌いだした。荒々しく突き刺さる演奏以上に熱情した歌声へ魂がメラメラと触発される。感情が燃え盛るまま彼と激しく心を絡み合わせたい。このまま熱狂の中、一緒に溺れ続けたい。

熱狂が会場中に渦巻いている。

最後にジェジュンは、愛しいラバーズたちを抱きしめるように「守ってあげる」を熱唱。大切な人たちと、ずっとずっとこの関係を、共に心で繋がり合う絆をさらにきつく結び合うように、彼は歌を届けてくれた。途中、観客たちが合唱してゆく姿を、笑みを浮かべ見つめる姿も。この場所を守りたいから、僕と君との関係を守り続けたいからこそジェジュンは、告白にも似た想いを持って「守ってあげる」を歌い、再会の約束を交わしていった。

ジェジュン ©テレビ朝日ドリームフェスティバル2019 / 写真：岸田哲平  画像 4/4