バーチャルアーティストの田中ヒメ、鈴木ヒナによるユニット・HIMEHINAは9月27日、東京六本木のEX THEATER ROPPONGIにて、初のワンマンライブとなる『心を叫べ』を開催した。2人はアンコールも含めて約2時間半、『ララ』『琥珀の身体』の完全新曲2曲を含む27曲を熱唱。チケットが販売開始から1分でソールドアウトするほど待ち望まれていたライブなだけあって、集まった約1,700人以上のファンも終始熱狂していた。
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さらにラスト2020年春に全曲オリジナルの1stアルバムをリリースすることも発表した。勢いづく彼女達の今が凝縮されたライブをレポートしていこう。
●ミリオン再生を7本持つVTuber界の「歌姫」
バーチャルYouTuber(VTuber)といえば、2017年末頃に突如インターネットで巻き上がったムーブメントだ。動画や生放送、Twitterなどでファンと直接やり取りすることで、ファンと同じ時間を生きているキャラクターという感覚を実現して、多くの視聴者を魅了してきた。今やタレントと並び、テレビ番組やリアルイベントなどに出演するのも当たり前になってきている。
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この脚光を集める激戦区において、HIMEHINAを一言で表すなら「歌姫」だろう。実は数あるVTuberの動画において、最も再生数を伸ばしているのが彼女達が2018年8月にYouTubeに投稿した『劣等上等』で、今や1000万再生の大台を超えた。また、カバー曲も含め7曲が100万再生を超えるなど、彼女達の歌声は多くの人々を惹きつけてやまない。
・カバー曲
『劣等上等』 1,023万再生
『太陽系デスコ』 357万再生
『ロキ』 295万再生
『ようこそジャパリパークへ』 173万再生
『ECHO』 105万再生
・オリジナル曲
『ヒトガタ』 741万再生
『ヒバリ』 272万再生
