2019.09.17 公開
T-BOLAN、アコースティックツアーを完走!2020年には全国ツアーの開催も決定

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4人組ロックバンドのT-BOLANが9月16日(月・祝)、東京・Zepp DiverCityで「T-BOLAN LIVE HEAVEN 2019 夏の終わりに『Love Songs』~Acoustic Live Tour~」ファイナル公演を行った。

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6月まで行っていた全国ツアー「30th Anniversary LIVE『the Best』~励~」のロックバンドスタイルのライブとは打って変わって、今回行ったのはアコースティックライブ。90年代に発売したアコースティックアルバム「夏の終わりに」をヒントに、2年前の17年にライブ化。好評を得て、今年も開催されることになった。ボーカル森友嵐士は「1年かけて全国ツアーを回って、久しぶりに座ってゆっくり楽しみたいと企画しました。夜中のラジオ番組みたいな感じだね」と、9月5日の広島公演(BLUE LIVE HIROSHIMA)、同6日の大阪公演(Zepp Namba)とファンを魅了してきた。

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バックに大樹をイメージしたオブジェが据えられたステージに4人が登場すると、中央に置かれた椅子に森友がゆっくりと腰掛ける。1冊の本を手にして朗読するのは、米女性歌手ベッド・ミドラーが歌う「The rose」の訳詞。愛についての詞を読み上げて、ライブをスタートさせた。

森友が「静かなだけでないので、乗るときは乗ってね」と呼びかけながら、ヒット曲「マリア」「じれったい愛」などを、普段とはアレンジを変えて次々と披露した。「No.1 Girl」では、制作当時にプロデューサーから「映画『プリティ・ウーマン』の主題歌みたいにパーッと華やかな感じの曲が欲しい」と言われたエピソードをヒントに、イントロを印象的な同曲に変えるなど、ファンを楽しませた。

さらに、T-BOLANのライブでは初めてカバー曲も披露した。森友が映画「君の名は」を鑑賞した際に印象的だったという、劇中主人公の祖母が語る「結びの言葉」を朗読し、その言葉からインスピレーションを得たという中島みゆきの「糸」をしっとりと歌い上げ、会場に温かい空気が流れた。

他にも今回のアコースティックライブでは、朗読だけでなく、様々な演出を取り入れた。毎公演前に、森友がSNSでファンに「1曲目に歌う曲は何か?」とクイズを出題していた。東京公演の1曲目は「おさえきれないこの気持ち」。当たったファンが挙手をすると、森友がステージを降りて、ハイタッチしながら会場を練り歩き、ファン3人に〝ハグ〟をプレゼントした。

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さらに中盤には、タイトルの「Love Songs」にちなんで、メンバーがそれぞれ愛するモノに対して、ラブレターをしたため、事前にレコーディングした。ギター五味孝氏は、愛犬に「いつの頃からか、忘れてしまっていたこの気持ち。ささいなことでもうれしくなる。何でも許してしまいそうな優しい気持ち。今は夏の終わりだけれど、君への愛は終わらない。ありがとう、ファンカくん」。

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