○“持田節”炸裂のMCでヒートアップ
ファンにとって嬉しい時間でもある(?)、持田節が炸裂するMCも健在だった。最初のMCでは、「お待たせしました」「お元気でしたか?」と労う一方、「41歳、足を出しております!今日はピンクを着ています!」と自虐を披露すると、会場は笑いに包まれていた。
2回目のMCでも「41歳、頑張っています!」と言い放ち、観客を笑顔にした持田。そんな中、一人のファンが持田に話しかけると、しっかりと返答。笑いを交えながら、ときにキツめの言葉を発しながらも3年ぶりのファンとの交流を楽しんでいた様子だった。
また、「Rescue me」では歌詞を間違えたことを明かしつつ、「どんまいモチコ!」「私がRescue meだよ」と一人言のようにつぶやくと、やはりファンは笑いで応えた。ライブの途中、会場のどこからか「いつもの“アホ”で煽らないのか」と求められるも、「アホって言葉はちょっと・・・」と笑いをとるなど、やはりファンとのコミュニケーションを大切にしていた。
○持田がギター語り引きを披露!
ライブ中盤、ステージに椅子が用意されると、持田は座り始め、運ばれてきたギターを手にした。すると観客は嬉しそうに手を叩いた。持田は「弾けないくせに」と自虐をとりながらも「でも諦めたくないわけ」と言うと、再び会場からは拍手が巻き起こっていた。
披露されたナンバーは「ソラアイ」、そして「nostalgia」。ギターメインの演奏ということもあり、持田の透き通った歌声はこれまで以上に会場に響き渡った。
演奏を終えマイクスタイルに戻ると、披露されたのは、永遠の名曲「Time goes by」だった。美しく、どこまでも伸びゆく歌声にただただ観客は浸っていた。
この後、ライブは一気に終盤戦へと突入する。着替えを済ませた持田は「Grip!」「Someday, Someplace」と人気曲を連発。そして、綺麗なメロディーが特徴の「愛の謳」で本編ラストを飾った。途中、感極まったのか、持田が涙する場面も見られたが、「愛の謳」で愛情たっぷりに会場を包み込み、7人はステージを後にした。
