今年で5回目の開催となる『テレビ朝日ドリームフェスティバル 2015』が11月21日、22日、23日の3日間、国立代々木競技場第一体育館で開催された。

最終日に登場したのは女性シンガーソングライター・aiko。

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シルエットが見えるか見えないかの薄暗いステージの中央に立つaikoが、自身のブレイクのきっかけとなった『カブトムシ』をアカペラで歌い始める。

曲が進むにつれ、アカペラにエレクトリックピアノが重なり、ゆっくりとバンドサウンドがシンクロし、ひとつの曲が壮大な抒情詩のように積み重なっていく。

自身の代表曲を丁寧に歌い込む様子からは、彼女自身がいかにこの曲を大切に歌い継いでいるかが伝わってきた。

『カブトムシ』を歌い終えると、前のステージでカブトムシの恰好で登場したキュウソネコカミを話題にし

「聞いていただきましたのは"本物の"カブトムシでした。キュウソは後で本気でシバきたいと思います」

と会場の笑いを誘って2曲目『夢見る隙間』に。ジャズ風の陽気なナンバーで、何度も足を蹴り上げながら楽し気に歌い上げた。

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