3組目に登場したのはONE N‘ ONLY。
ビルボードで1位を獲得した事もある昨今のグローバルなトレンドを取り入れたダンスボーカルパフォーマンスで海外も含めて急速に注目を集めているグループだ。
さくらしめじのステージから一転、赤と黒のライトが支配するステージに黒の衣装で登場したONE N‘ ONLY。
彼らが大きな注目を集める事となった「Dark Knight」では、ハードなEDMサウンドに乗せ、激しく攻めるようなダンスとヴォーカルパフォーマンスを見せる中、TETTAの伸びやかで美しい高音が時折スパイスとなりカッコよさと時折光る美しさが混在したステージを見せる。『EBiDAN THE LIVE 2019 〜Summer Party〜』Photo by 笹森健一、小坂茂雄、草間智博 画像 6/11
続けて登場したのは「原因は自分にある」。
今年7月にデビューし、8月に現在の名前に改名した彼らはスーツ姿で登場。
改名後発売となる1stシングル「原因は自分にある」は、ピアノサウンドなどをスパイスとしながら「承認して」など等身大な気持ちを吐き出すような歌詞を、スピード感のある激しいダンスボーカルに乗せて歌いあげていく。
グループ名も含め、キラキラしたところだけではない、新しくフレッシュな魅力を持ったダンスボーカルグループだ。
『EBiDAN THE LIVE 2019 〜Summer Party〜』Photo by 笹森健一、小坂茂雄、草間智博 画像 7/11
その後はPRIZMAX。
冒頭から全力ダッシュで中央ステージに駆け寄って登場。
今年に入って3名の新メンバーを迎えたPRIZMAXは、欧米を中心としたトレンドのポップやダンスボーカルのトレンドを感じさせる楽曲を、これまで以上の気迫と気合を感じさせるパフォーマンスをステージで披露し、後輩ユニットに負けないといわんばかりの力強さを見せてくれた。
また20代後半のメンバーも多いことから、他のユニットにはないセクシーさがにじみ出るようなパフォーマンスを時折見せる事もあり、観客をドキッとさせる一幕も度々見られた。『EBiDAN THE LIVE 2019 〜Summer Party〜』Photo by 笹森健一、小坂茂雄、草間智博 画像 8/11
その後はこのライブでおなじみの“シャッフルユニット”。
今回は超特急カイ、M!LK 板垣瑞生・曽野舜太、ONE N‘ ONLY NAOYAらで結成された“コンビニ★ドラゴン”がSUPER★DRAGONの「Monster!」を披露。
今回は普段の姿からは想像ができないメンバーが多く選ばれており、ジャンのパートを担当したカイは、がなるような声でハードなラップを披露、瑞生も普段の姿からは想像ができない低く太い声でシャウトをする姿を見せ、さくらしめじの彪我は「キス」と歌詞を歌う際に悩まし気な目線と共に挑発するような仕草を行い、観客は終始驚きの反応を見せ、大歓声が響いていた。
続けて登場したのは萌特急という超特急のシャッフルユニット。
DISH// 橘 柊生、SUPER★DRAGON ジャン、ONE N‘ ONLY EIKUらで結成され、衣装も超特急の衣装を着用。
披露したのは「Kiss Me Baby」で、歌詞の中で何度もカメラ目線でウインクなど観客を挑発するような仕草と歌詞を繰り返し、それが行われるたび会場では大きな悲鳴に近い歓声が起こり、大きな盛り上がりを見せていた。
ラストは名前にちなみ、手でハートマークを作りながら「萌特急でした!」と締めくくり会場を後にし、さらに大きな歓声をさらっていった。『EBiDAN THE LIVE 2019 〜Summer Party〜』Photo by 笹森健一、小坂茂雄、草間智博 画像 9/11
そして、再びユニットのライブに戻り、登場したのはDISH//。
1人1人、ステージに登場したのち、メンバー自身による生バンドの音が激しく、力強く響き出すと途端に会場は途端にロックバンドのライブ会場へと空気が塗り替わりだした。手を高く挙げてDISH//と客席がライブを楽しむ様子は、もはやワンマンライブそのもの。パフォーマンスや会場の巻き込み方含め、武道館アーティストに相応しい堂々たる圧巻のステージを披露してくれた。
DISH//はドラマ主題歌にもなった「僕たちがやりました」など4曲を披露。メンバーによる力強くも迫力のある生バンド演奏と、ヴォーカル・北村匠海の激しいシャウトを受け、会場は一気にロックバンドのライブ会場へと変貌。