2019.08.13 公開
【ライブレポート】 Mrs. GREEN APPLE、GRASS STAGEという新たなスタートラインから。 オーディエンスの心を掌握した圧巻のステージ!<ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019>

Mrs. GREEN APPLE(ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019)  画像 1/7

8月3日(土)・8月4日(日)・8月10日(土)・8月11日(日・祝)・8月12日(月・振休)の5日間、茨城県国営ひたち海浜公園で国内最大の野外音楽フェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019」が開催されている。

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11日、SEに合わせた盛大なクラップで迎えられたのは、GRASS STAGE初出演となるMrs. GREEN APPLEだ。「WanteD! WanteD!」のイントロが流れると、一気に会場が歓声で包まれた。1曲目にも関わらず大森元貴のハイトーンボイスも響き渡り、すでにフルスロットル。初GRASS STAGEとは思えぬ、大胆かつ堂々としたステージングを展開する。その後も髙野清宗のベースソロが色っぽい「VIP」、会場一体のシンガロンがわいた「Speaking」、ロックで魅せる「インフェルノ」と息もつかせぬセットリストが続く。

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浮遊感ある空気を一気に引き締めたのは、オーケストレーションアレンジの効いた「僕のこと」である。穏やかに指でギターを紡ぐ大森は、先ほどまでセンターで盛り上げたときとはまた違った一面を見せる。言葉を編むように、そして届けるように。その誠意ある姿にオーディエンスが吸い込まれていくのがわかった。
そのまましっとりした曲を続けるのかと思われたが、ムーディーなセッションが連れてきたのは「Love me, Love you」。一瞬で空気をガラッと変え、楽しさ満載のハッピー空間に。そのまま「ロマンチシズム」へとなだれ込んだ。<人間さ>というフレーズでは、再び最大なシンガロン。GRASS STAGEという大きなステージであるにも関わらず、みんなで歌える曲がここまであるという事実にMrs. GREEN APPLEのバンドとしての強さを感じずにはいられない。


EDMサウンドの「WHOO WHOO WHOO」を挟み導かれたデビュー曲である「StaRt」では、巻き起こるコールの大きさに、思わず大森は「すげぇな」と声をもらす。想像以上の現実が彼らの前に広がっていたことを、その声は表しているようだった。若井滉斗のギターソロも、あの頃以上に意志を持った音色でひたちなかを潤す。

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