2019.08.11 公開
宇徳敬子初の全国5都市カフェライヴツアー2019のファイナル公演が、
25周年の締めくくりとしてデビュー記念日である8月4日に東京、渋谷・イープラス・リビングルームカフェ&ダイニングにて開催された。
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ギターのオバタコウジとのハーモニーも心地よいアコースティック編成で行われた今回の全国5都市カフェライヴツアー、ファイナル公演はパーカッションの入倉リョウを加え、ファイナルらしい贅沢な空間を演出したステージとなった。
1曲目はB.B.クィーンズのアルバム曲「夏の彼方」からスタートし、ソロ曲はもちろん、普段メドレーで歌う事が多いMi-Keの楽曲を、今回はフルコーラスで披露。
Mi-Ke時代にアルバムでカバーした楽曲からセレクトした矢沢永吉の「時間よ止まれ」は女性が男らしい歌詞を歌い上げたのが新鮮と好評だった。
また各会場で盛り上がりを見せたご当地アーティストのカヴァーを歌う企画コーナーでは、ファイナルだけはリクエストと個人的に選んだという昔から大ファンだという中森明菜の楽曲から3曲
「スローモーション」「あなたのポートレート」「少女A」をメドレーで歌い上げるなどボーカリストとしての際立った表現力を改めて確認する事ができた。
2時間を超えるステージのラストは、ソロデビュー曲「あなたの夢の中 そっと忍び込みたい」まさにデビュー記念日の最後の曲にふさわしいアコースティックギターにそっと囁くようなウイスパーヴォイスが際立つ歌唱に満員の会場が暖かく包まれていった。
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