「ROCK IN JAPANどうもありがとー!近くの人も遠くの人もみんな一緒に盛り上がっていきましょう」と言いながら、「次はミドルテンポな曲をやります」とおどける藤原。そう言ってピアノを弾きながら歌い出したのは3曲目『115万キロのフィルム』。藤原は目をつむって高らかに歌い上げた。
「みんなと歌いたい曲を持ってきました。みんなで一緒に歌ってくれますか?」と問いかけて4曲目『Stand By You』をスタート。軽快なグルーブに会場を熱狂の渦に巻き込んでいく。Bメロのクラップで加速していく楽曲に大盛り上がり。サビの「Wow Oh Oh」という部分ではオーディエンスはシンガロングした。藤原は「今日、ROCK IN JAPANのみなさんと歌えることができて、俺は誇らしい」と満足げな表情を見せた。
Official髭男dism(ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019) 画像 4/5
「まだこのPARK STAGEを盛り上げていきましょー!FIRE GROUNDー!」と藤原が叫ぶ。すると小笹大輔(Gt)が5曲目の『FIRE GROUND』のハードロック調のリフを奏でる。藤原はハンドマイクでステージ前方まで飛び出してオーディエンスを煽り、ギターソロで小笹はタッピングを披露した。
ギターのアルペジオからスタートしたのは6曲目『Pretender』。藤原は、切ない別れの曲を目をつむって真剣に歌う。「とても綺麗だ」というサビの最後の部分を長く伸ばして歌うとオーディエンスは息を飲んで見守っていた。
Official髭男dism(ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019) 画像 5/5
「どうもありがとうございました。髭男最後の曲です。最後に全身全霊を込めて一番新しい曲を歌おうと思います。みんなの夏の大事な相棒になってくれる曲です」と藤原が言って、ラストナンバー『宿命』を披露。今年の夏の高校野球応援ソングになった力強い楽曲だ。楢崎誠(Ba/Sax)のグルーヴィーなベースラインにオーディエンスも踊らずにはいられない。
熱くて壮大なサビでは、シンセベースのうなるような低音と藤原の透き通るような歌声、ホーンセクションのハーモニーがPARK STAGEに響き渡った。
「Official髭男dismでした。どうもありがとうー!」と藤原が叫び、メンバーはそれぞれ大きく手を振りながらステージを後にした。
「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019 」
8/3 Official髭男dism セットリスト






