2019.08.05 公開
フィナーレを飾るのは、宇野実彩子 (AAA)とSHINJIRO ATAE (AAA)のまさかのコラボ。本来ならば、7月27日の三重公演で初披露のはずだったが、あいにくの台風で中止に。よって、この福岡公演が2人の貴重な初ステージとなった。1曲目は『風に薫る夏の記憶』。夕暮れの柔らかな光が届き始めた時間に聴くこのナンバーはかなりハマる。ミディアムメロウなナンバーにうっとりとするオーディエンスだったが、2人がすれ違うと思わず悲鳴を挙げる。
『さよならの前に』はイントロが流れただけで歓声。オーディエンスも一緒になって口ずさむ。MCでは2人で初コラボの感想を「他メンバーのパートを歌うのは新鮮」などと言い合いながら、話は脱線し、この日出演したアーティスト最長のMCとなった。福岡公演最後は『LIFE』。イントロからオーディエンスは両手を振り上げ、全身でリズムを取り、2人に合わせて踊る。この日最高の盛り上がりを見せ、空がオレンジの光に染まり始める頃、すべてのステージが終わった。
a-nation 2019 画像 11/14
この他、クラブイベントなどでも活躍するAmaryllis Bombは、この日リリースした新曲などを披露。迫力あるバントサウンドで歓声を浴びたのはマルチバンドのRe:ply。金浜菜夏美はキャッチーな歌声を生かしたポップな曲でその実力を示す。
avex artist academyの精鋭によって繰り広げられたダンス&ボーカルパフォーマンスは、そのレベルの高さに驚く。正式メンバーの座をかけたサバイバルユニットa-genicは、ライバルでありながらもチームワークのいいパフォーマンスを見せる。
ハイトーンボイスを駆使してロックチューンでオーディエンスの心を掴んだのはBeverly。
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