40代でavexから今年3月にデビューした福岡のローカルタレント、ゴリパラがここで登場。今や全国区となり、デビュー曲『オン・ザ・ロード』はオリコン週間チャート9位を記録(MCにて斉藤は6位と盛っていた?)。10〜20代を中心にしたオーディエンスはノリノリで、九州のおじさんの星と言われた人気が伊達じゃないことを示す。HAU-KUNが作ったオーディエンスとの一体感を次のナオト・インティライミへとつなぐという大役を果たした。
ドラムセットを担ぎ、ラッパも付け、ギターを下げて、まるで大道芸人のような姿でシングルメドレーを歌い、まずは会場をひとつにしたナオト・インティライミ。博多弁の“しとったっちゃんねぇ”をボイスパーカッションに交えて披露し、さらに一体感がアップしたところで、畳み掛けるように大ヒットチューン『いつかきっと』。これで盛り上がらないわけがない。最新シングル『花』を彼らしく熱唱すると。『The world is ours!』では、独自のラテンノリ?のダンスを繰り広げながら、オーディエンスとともに晴れ渡った空を指差す。そしてライヴの定番と言える『カーニバる?』。
ここで独自のダンスパフォーマンスを見せつけ、オーディエンスを巻き込んでのジャンプ! 「もっといける」とあおりながら、さらに高いジャンプを要求。さらに“シャララ〜”の大合唱から、最後にこのステージで一番高いジャンプを全員で跳び終了。
ビート感を強めたロックとダンスをミックスしたアッパーチューンで盛り上げたのはlol-エルオーエル-。美しいボーカルと疾走感に溢れたライムのハーモニーで聴かせたり、力としなやかさを感じさせる独自のダンスを見せたり、変幻時代のステージングでオーディエンスを魅了する。これに合わせて会場のあちこちで踊り始まる人が続出。わずかな時間ながらも、彼らのポテンシャルを見せつけるには十分だった。
ももち浜の会場に、ハワイの爽やかな風を運んできたのは平井 大。軽やかでありながら、どこか哀愁を漂わせる彼のウクレレサウンド、それに乗る彼独特のメッセージがオーディエンスを心に突き刺さる。どこか懐かしさのあるミドルチューン『Beautiful Journey』では横、『Summer Queen』で縦、『Slow&Easy』で横、とノリを自在に操りながら、会場を心地いい雰囲気に包んでいく。必要以上にオーディエンスをあおることもなく、手拍子を求めることもなく、彼らしく自然体で歌い続ける。だから、会場を埋め尽くしたオーディエンスもフリースタイルで盛り上がる。
