2016.08.30 公開
世界的に人気のロックバンド・BABYMETALがROCK IN JAPAN FESTIVAL 2016に登場!

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(写真提供:©rockin'on japan)

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8月6日、国営ひたち海浜公園にて、ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2016が開催された。収容人数6万人を誇るGRASS STAGEに漆黒の衣装をまとって登場したのはBABYMETAL

雲ひとつない晴天に、南風が吹く芝生のステージ。会場はフォックスサインでSU-METAL(Vocal,Dance)、YUIMETAL(Scream,Dance)、MOAMETAL(Scream,Dance)の登場を迎えた。

「Are you ready?」

SU-METALの呼びかけで始まった一曲目は『BABYMETAL DEATH』。重低音の激しいビートに合わせオーディエンスは一斉にジャンプ。芝生の大会場が地響きを鳴らす。そのままの勢いで繰り出された二曲目の『ギミチョコ!!』では、キュートなYUIMETALとMOAMETALのダンスが観客の心をがっしりと掴んでいく。


【ライブレポート】BABYMETALがROCK IN JAPAN FESTIVAL 2016に参戦!国内最大級のステージで魅せたワールドクラスのパフォーマンス!  画像 2/3(写真提供:©rockin'on japan)


SU-METALの「用意はいいかー!」の掛け声で観客はハンズクラップを開始、ステージとオーディエンスの一体感はバッチリだ。

"ギミチョコ!!"の演奏終了後、メンバーは一度ステージ袖へ。神バンドだけがステージに残り、お立ち台に上がって演奏を始める。世界の大舞台をともに経験してきた彼らも観客を盛り上げるスキルはかなり高くなっているようだ。

メンバー再登場の後披露された『Catch me if you can』では、かくれんぼをテーマにしたこの楽曲に合わせ、観客をしゃがみこませる演出がなされた。

『ヤバッ!』の演奏の後、ピアノの静寂な旋律と合わせ英語のナレーションが入る。しっとりと始まったのは『イジメ、ダメ、ゼッタイ』だ。世界を舞台にして戦ってきたSU-METALののびやかな歌声は国内最大級の音楽フェスのメインステージという大舞台でも、一切の緊張や恐れを感じさせない、まさにワールドクラスの歌声である。サビの「イジメ!ダメ!」で会場が一斉にジャンプ!BABYMETALが完全にGRASS STAGEを掌握した瞬間だ。

『イジメ、ダメ、ゼッタイ』の後、最高潮のテンションで『メギツネ』へ。曲に合わせ「ソレソレソレソレ!」と観客が声を揃える。YUIMETALとMOAMETALもツインテールが顔にまとわりつくほどの激しいダンスでオーディエンスの熱気をさらに加速させていく。

「Are you ready ROCK IN JAPAN ? Everybody sit down!」

観客はウキウキしながらSU-METALの命令に従う。「1,2,3,Jump!」の合図でしゃがみこんだ観客たちが一斉にジャンプ!!これだけ巨大なステージでこれ以上に楽しいアーティストとファンが一体になったアクトがあったであろうか。

『KARATE』でメンバーが正拳突きのダンスを披露し、サビでは会場全体でシンガロング。会場が楽しさを通り越してエモーショナルな雰囲気に包まれていく。

「みんなの声聞かせて?一緒に歌ってくれる?」

SU-METALの歌声が会場に響き渡り、オーディエンスも手を挙げそれに応える。最後の「悲しくなって立ち上がれなくなっても走れ」という歌詞は、たった3人で世界を相手に戦う彼女たちを自ら表現しているようでもあった。

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