7月8日（月）と9日（火）に東京・Zepp TOKYOにて開催されている『ROCK AX Vol.3』。初日となる8日（月）のステージにロックバンド・ストレイテナーが出演した。

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ストレイテナー　PHOT0 by 山内洋枝  画像 2/6

昨年バンド結成20周年、メジャーデビュー15周年を迎えたストレイテナーは『月に読む手紙』からライブをスタート。続く『Melodic Storm』では、「みんなの声を聞かせてください」というホリエの呼び掛けに、オーディエンスが一斉にクラップでリズムを生み出す。間髪入れずに『From Noon Till Down』『シンデレラソング』を披露。ホリエアツシのヴォイスが、ナカヤマシンペイの生み出すドラムのリズムが聴く者の心を弾ませた。

最初のMCではヴォーカルのホリエは、今回のフジファブリックとの対バンライブについて「意外な事に近くにいながら対バンはやってこなかったんですよね。お互いに誘われまちなんだよね。あと、共通点はミュージシャンが支持するバンドでもあるので、2マンライブが観れて良かったと声を出して言ってくださいね！」と意気込んだ。

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MCが明け『Braver』で再びライブがスタート。さらに、今日が誕生日だというホリエは「好きな曲をやらせてくれ」と『BLACK DYED』を熱唱。『VANDALISM』ではアップテンポでリズミカルなサウンドに、オーディエンスも身体を揺らしながら身を任せた。続いては「珠玉のバラードをお届けします」の曲フリで『灯り』をしっとりと歌い上げた。セットリストはいよいよ終盤へと差し掛かり、最新シングル『スパイラル』『DAY TO DAY』『シーグラス』と畳み掛けるように披露し、会場のボルテージは最高潮に達した。

ホリエは最後のMCでフジファブリックの元メンバーである志村正彦とのある出来事を語った。「志村くんと『そろそろ対バンツアーをやりたいです』という話をしてから10年が経ちました。その間にフジファブリックの3人が音楽を続けてくれた事をリスペクトして、この曲をやりたいと思います」と10年越しの思いを込めて『彩雲』を披露し、ストレイテナーのライブは終了した。