2019.07.08 公開
BREAKERZ史上初の“癒し曲限定”によるAKIHIDEバースデーライブ開催!9月には記念すべき20枚目のシングルリリースも決定!!

PHOTO BY MASA   画像 1/6

 「誕生日って嬉しいっていうより段々と恥ずかしいっていうか、周りに気を遣わせてしまって申し訳ない気持ちになったりもするんですけど、こうやってファンの皆さん、メンバー、ミュージシャンの皆さんに祝って頂けると、何にもましてすごい幸せなことで心から嬉しいなと実感できます。本当にありがとうございます」(AKIHIDE

 盛大な拍手に包まれる中、「僕らミュージシャンは音楽でしかお返しができないので、今日は新曲を持って来ました」というAKIHIDEの言葉に、より一層場内は華やぎ、そしてこの日の為にAKIHIDEが詞曲を手掛けた新曲「Milky Way」が届けられた。ワルツの心地よいリズムに乗って、七夕をテーマにしたちょっぴりほろ苦くて、だけどハートウォーミングなナンバーにうっとり。天の川(=Milky way)のごとくキラキラと輝く無数の星灯りにも魅せられた。
 そして最後は、「僕達にとってすごく思い出深い1曲。最後に皆さんにこの希望を届けたいと思います。生きている上で本当にどうしようもなく辛い時、苦しい時、いっぱいあると思います。でも生きている限り何回でもやり直せるし、何回でも立ち向かえて、何回でも元気になれると思っています。僕達がこの曲を書いた時(2011年)にも、日本はそういう状況でした。でもこうやってみんなと出会えて、こういう時間を過ごすことができている。諦めずにこれからも1日1日無理しすぎないでみんなで生きていきましょう。ありったけの思いを込めて歌います!」そうDAIGOが力強くメッセージし、この日のラストソング「オレンジ色の空」を、客席からの盛大な手拍子に包まれながら渾身のアクトで届け、およそ2時間のライブは大団円を迎えた。

 ライブ中、AKIHIDEがこんなことを言っていた。「3人が全く違う個性で、様々な音楽性を持っているからこそ、今回のようなそれぞれの個性をフィーチャーした三者三様のバースデーライブが実現したと思う。そう考えると、これから先まだまだBREAKERZは色々な新しいことにチャレンジしていけるのではないかと、とてもワクワクしています」。
その言葉通り、今年のメンバー3人のバースデーライブはBREAKERZというバンドの魅力を多面的に魅せてくれた非常に有意義なライブだったと思う。

また終演後には、記念すべき20枚目のシングル「闇夜に舞う青い鳥」が9/4にリリースされることが発表された。こちらには表題曲に加え、それぞれのバースデーライブで披露された新曲3曲が入った、新録4曲による豪華EP盤となる。

今年7月で12周年を迎える彼ら。今後どんな深化を提示してくれるのか。夢の続きを共に見続けていきたい。

TEXT BY 松原由香里

 

【LIVE】
●デビュー12周年記念イベント「灼熱のREAL SUMMER PARTY 2019」
7月28日(日)神奈川:OTODAMA SEA STUDIO

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