7月8日(月)と9日(火)に東京・Zepp TOKYOにて開催されている『ROCK AX Vol.3』。初日となる8日(月)のステージにロックバンド・フジファブリックが出演した。フジファブリック PHOT0 by 山内洋枝 画像 2/5
赤いライトに浮かび上がるメンバーは、紅蓮をまとった衣装で登場し『夜明けのBEAT』でライブそスタート。ボーカル・山内総一郎のヴォイスがオーディエンスの心を掴んだ。続けて『銀河』を歌い上げたメンバーはMCヘ。今年デビュー15周年を迎えたフジファブリック。山内は「はじめて『ROCK AX』に出演させてもらって、ストレイテナーとの対バンも初めてで楽しみです。最後はフジファブリックのファンも、ストレイテナーのファンも互いに肩を組んで帰れるぐらいの最高の夜にするのでみなさんよろしくお願いします!」と意気込んだ。
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MC明けは『徒然モノクローム』でライブを再開。ステージのライティングが幻想的な輝きを放つ中で『Water Lily Flower』をしっとりと披露。そして代表曲『若者のすべて』へとセットリストは進む。会場のオーディエンスは楽曲に聞き惚れ、最後は満場の拍手をメンバーへ送った。
再びMCで山内は「ストレイテナーとは元々レコード会社が一緒でした。対バンをやるのは15年目、ストレイテナーは20年目で初めてで、今日が特別な日になってると思うと嬉しいです」と改めてコメント。さらに山内は「バンドは長く続けていくのが難しいし、まずは感謝しなきゃいけない、仲良くないとできないからね。何かがないとダメ。強い絆がないとダメ、それをみんなと共有して繋げていきたい」と秘訣を説いた。言葉に熱がこもった山内は「自分の好きなバンド、ミュージシャンがいたら行っておいてね」とオーディエンスへ向けて投げかけた。
セットリストは後半瀬へ突入し、『LIFE』『Sugar!!』と間髪入れずに披露していく。爽やかな風が駆け抜けていく疾走感と共に会場を包み込む。『東京』ではオーディエンスとラップを交えたコール&レスポンスで会場の一体感は最高潮に。ライブの最後を締めくくるのは『手紙』。故郷、大阪の友人へ向けて東京でできた友人(メンバー)を紹介するという思いを込め歌い上げた。