GLAYが2019年6月29日(土)、30日(日)の2日間、ソウル・KBS ARENAにて、「GLAY 25th Anniversary Special Live in Seoul」を開催した。今回は初日6月29日(土)の公演模様をレポートする。
今年2019年5月25日にデビュー25周年を迎えたGLAY。25年の歴史の中でGLAYにとって、韓国での公演は初めてである。
暗転した会場には、ステージ上のスクリーンに25年の歴史を振り返るべく、懐かしのミュージックビデオから最近のライブ映像まで、様々な映像が映し出される。メンバー紹介の映像とともにメンバーがステージ上に登場すると、会場は割れんばかりの歓声に包まれた。そんな大歓声の中、記念すべきライブの1曲目はGLAYの代表曲『誘惑』。冒頭から会場を煽り、決して初めての韓国公演とは思えない程の盛り上がりを見せた。一度暗転した後、HISASHIのギターから『Young oh! oh!』へ。今回のライブは一階席がスタンディングということもあり、勢いよくジャンプしている姿も多数見受けられる。
続くMCでは、TERUが「안녕. 우리는 글레이입니다(こんにちは 僕たちはGLAYです). 한국에 와서 좋구요(韓国に来ることができて嬉しいです). 와줘서 고마워(来てくれてありがとう). 만나서 반가워(皆に会えて嬉しい). 즐거운 시간 보내자(楽しい時間を過ごしましょう). 좋은 하루 되세요(良い一日を!)!」と、滑らかな韓国語で挨拶した。次いで1996年リリースの『グロリアス』、1998年に『誘惑』と同時リリースされたヒット曲『SOUL LOVE』と、立て続けに披露される名曲の数々に、会場は興奮冷めやらぬ状態に。赤いライティングの情熱的な演出とともに、歌詞に込められた力強いメッセージを伝えるべく『生きてく強さ』歌いきった。
再び暗転した会場で、ギターを持って登場したTERUが歌い始めたのは、心温まるラブソング『BE WITH YOU』。これまでの激しく躍動感のある楽曲からは一変、会場中が真剣に聴き入った。その後もTAKUROとHISASHIのギターの掛け合いが印象的な『生きがい』、「GLAY EXPO '99 SURVIVAL」でも披露された『More than Love』と叩き込む。
