2019.06.21 公開
西川貴教、本名名義での初のツアー全14公演を完走!満員のZepp Tokyoを熱狂の渦に巻き込む!

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西川貴教が4月から行ってきた全国ツアー「Takanori Nishikawa LIVE TOUR 001 [SINGularity]」のファイナルとなる追加公演が6月20日、東京・Zepp Tokyoで行われた。

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西川は2018年、西川貴教名義での活動を本格的にスタート。本名で活動することについて西川は、「自分の声や表現力を使ってどういうことができるのかを模索する」と話す。シングルCDや配信リリースを重ね、2019年3月に待望のファーストアルバム『SINGularity』リリース。今回が初の全国ツアーとなる。

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アルバムタイトルでツアータイトルでもある『SINGularity』は、「技術的特異点(=人工知能(AI)が人類の知性を越える時点)」という意味でも使われる言葉。今回のツアーはこの言葉とリンクするように、ステージ後方のLEDが「F.L.E.I.(フレイ)」と名付けられたAIであるとして物語がすすむ。ストーリーの監修には「攻殻機動隊S.A.C」シリーズの神山健治監督、そして同じく「攻殻機動隊S.A.C」のオープニング映像などを手がけ、西川とはT.M.Revolutionでタッグを組んだこともある映像ディレクターのA.T.(エーティー)も参加している。

西川貴教、本名名義での初のツアー全14公演を完走!満員のZepp Tokyoを熱狂の渦に巻き込む!Photo by CHIE KATO (CAPS)  画像 3/10 西川貴教、本名名義での初のツアー全14公演を完走!満員のZepp Tokyoを熱狂の渦に巻き込む!Photo by CHIE KATO (CAPS)  画像 4/10

ライブ前半は、芝居仕立てで進行。西川は、「F.L.E.I.」と会話しながら「人間とAIの共存」を模索する。一方「F.L.E.I.」は、人間の心という概念を理解すべく様々な角度からヒトを分析していくが、ヒトの感情を深く知ると「共存できそうもない」と西川を突き放す。ライブが進むにつれ、西川の存在は何なのか、そして何を表しているのかが明らかになる。そして最後には、大どんでん返しとも言える結末が待っている。この複雑な物語とアルバム曲を中心としたナンバーが絶妙にリンクして、「ライブ」という言葉で一括りにできない、壮大な世界が繰り広げられた。

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