ライブが終了してステージを去った2人に対し、アンコールの代わりに、会場からは自然と『ハッピーバースデートゥーユー』の大合唱が起こり出す。
これを受けて、再びステージに戻ってきた2人。
アンコールに選んだ曲は『先に言うね』。
低い雅功の声と、少し高い彪我の2人よる力強くも感情たっぷりで情緒的なハーモニー、ギターの絶妙なセッションから生み出されるグルーブ感は、聴き手の心にダイレクトに響く1曲。
歌い終えると、雅功は静かに「結成してから(5年間という月日は)あっという間でした。それは1日1日が充実していたおかげだし、僕たちにとってはとても大切なもの。そうした日々を過ごせたのは、みなさんのおかげ。僕たちは2人で‟さくらしめじ”と言っているけど、みんながいないと僕らは成立しないし、みんな含めて‟さくらしめじ”だと常に思っています。結成当初は“みんなで楽しく歌を”と思っていたけど、色んな所で歌うにつれて“こう歌いたい”“こう伝いたい”という気持ちが芽生えてきて、今はいつも応援して聞いてくださっているみなさんへ、音楽の力で、背中を押す事ができたり、寄り添えるようなアーティストになりたいと思っています。
これからもみんなで一緒に音楽を作っていきたいと思っていますので、宜しくお願いします。」
と力強く語った。
そして5月の野音で披露され、邦ロックともいえるミクスチャーサウンドの魅力を持った『同じ雲の下』を披露。
その後もMCをはさみ、彪我は「歌もギターもまだまだですが、僕たちに応援を届けてくれるみなさんが本当に僕たち…大好きです! 僕たちも、みんなのことを愛しています!アイラブユー!」と力強く観客へ向けて口にすると、会場からは大きな歓声と拍手が沸き起こる。
これを受けて雅功も「僕もみなさんが…大好きです!アイラブユー!」と口にすると会場はさらなる大歓声と、大きな盛り上がりで包まれた。
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