2019.06.08 公開
来場したファンからの質問に答えるQ&Aコーナーでは、最近使っているファンデーションの種類まで惜しげもなく教えてくれたり、ジユンがK-POPダンスメドレーを見せてくれたりと親近感の塊の2人の姿に、会場はアットホームな雰囲気に包まれる。
その後も、爽やかな夏空を思い出させる、ロックサウンドをベースにトロピカルハウスの爽やかな雰囲気を加えた楽曲「旅行」、聞く人を癒したい、幸せになってほしい、時には自分自身に頑張ってと言ってあげてほしいという思いを込めたロックバラード「私の思春期へ」。序盤の優しいメロディー、次第に力強くなるリズムとメロディーに励まされている気分になる。隣の友人に語りかけるような優しい歌声から、必死に訴えるような歌声まで、1曲でボーカリストアン・ジヨンのスキルの高さを感じる名曲で思わず涙組むファンの姿も。
本編最後の曲は、2016年に韓国でリリースされる多数の音楽チャートで1位を記録した赤頬思春期の大ブレイクのきっかけとなった楽曲で、日本デビュー曲「宇宙をあげる
。サビでのファンとのかけあいは練習からバッチリ。ジユンはこの曲で日本語ラップを披露し、改めて2人の多才ぶりに驚かされる。
アンコールは “今日に限って胸が痛むのは キミが私から 去る日だから”という悲しい歌詞から始まる失恋ソング、「私だけダメな恋」。失恋や切ない恋の歌は多いが、ここまでストレートで、ここまでリアルな歌詞が逆に胸にささった。
次回はもっと素敵で、もっと日本語も上手になって帰ってきます!と言った赤頬思春期。
言語の違いを超えて届く、2人の曲に込めた思いはしっかり日本のファンに届いていた。これから、彼女たちの歌声、音楽に癒される人がさらに増えていくだろう。
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