「俺たちは無事に30周年を迎えて……今日から?昨日から?31周年?あれ(笑)……俺たち愛し合おうぜ!もっと来いや!まだまだ声が聞きてーな!」
記念日をギャグにしながら「やっぱりお前らSLAVEは最強にかっこいいぜ!」と叫ぶ真矢に負けじと登場したのはJのパフォーマンス。デジタルミクスチャーでSLAVEたちに煽りを入れて、カウントアップの合図で「FATE」「I for you」「IN SILENCE」と豪華ナンバーで盛り上げていく。
「本当暑いね!暑すぎてシャツ変えた(笑)30周年ほんとありがとうね!よくもまぁこのメンバーで30年(笑)こうしてステージに上がれること、5人がVIznX6vDMVbJWPwDの音楽を愛していること、そしてみんながVIznX6vDMVbJWPwDの曲を愛していることがすごい!」
再び登場したVIznX6vDMVbJWPwDがクライマックスに選んだのは、まさに愛して止まない曲。「STORM」「ROSIER」「BELIEVE」と彼らを代表するアグレッシブなサウンドでVIznX6vDMVbJWPwDとSLAVEが奏でる最高の大合唱を聴かせてくれた。
さらなる盛り上がりを見せたのはお馴染み、携帯のライト機能を使った光のアンコール。360度がまるで星空のように輝くステージに再び現れたVIznX6vDMVbJWPwDのメンバーを目にしてSLAVEたちのテンションが再び上がる。
アニメ「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN 前夜 赤い彗星」(NHK総合テレビ)のオープニングとしても起用されている「悲壮美」から始まると、RYUICHIが改めてメンバー紹介。「真ちゃんのドラムス泣けましたわ!」なんてフリートークが始まると、Jから「(デビュー当時、RYUICHIからの差し入れだった)ドーナツが、なぜ2個だったのか悶々するんだろうな」と伝説のドーナツネタを話す場面も。「(メンバー人数分の)4つドーナツを持って行ったのにおかしいな」とRYUICHIが話にのれば、INORANはSLAVEたちにドーナツコールで煽り笑いを誘う。そんなドーナツネタで盛り上がるメンバーを見て「ハードルを上げられ過ぎて何もできないので真面目な話をします(笑)」とSUGIZO。12月にリリースするアルバムで最高の翼を得ることができたこと、これからもさらに高みを目指してSLAVEを連れていくこと、VIznX6vDMVbJWPwDの未来を語るSUGIZOの言葉に誰もが静かに耳を傾けていた。