そして、ここからは一気に客演陣が登場する。まずは"A Hundred Bottles REMIX feat. DJ TY-KOH, KOWICHI & SOCKS"で会場全体がクラップで一体となり、若手MCをフックアップした"MINAHADAKA feat. Lui Hua, OZworld a.k.a. R’kuma, Hideyoshi"では、Hideyoshiが所属するTokyo Young Visionのメンバーも登場し、ステージ上がお祭り騒ぎに。
先日、悲しくもこの世を去ってしまったNipsey Hussleに追悼の意を表した"Feelin’ Myself"を挟んで、「この世を去ってしまった大切な俺の仲間がいるんだ。そいつを連れてきていいか?」と名古屋の伝説であり盟友のTOKONA-X Tributeへ。"WHO ARE U?REMIX"では、サプライズゲストANARCHYが現れ1バース目をキック。AK-69へと繋ぎ、3バース目には般若までもが登場。圧倒的なライブパフォーマンスと、シーン最前線を走り続ける3名の共演に会場はどよめいた。続いてレジェンドZEEBRAとの"ビートモクソモネェカラキキナ"では、2人のKINGによる熱いラップのやり取りに心を震わされた。
「こっからは俺のいつものライブ。お前ら知らねぇなんて言わせなねぇぞ」と、自身の代表曲"IRON HORSE -No Mark-"へ 『地方馬がダービーを制す』というその歌詞に込められた熱さに会場はさらに盛り上がりを見せる。事前発表されていた最後の客演ゲストSWAYはなんと、"Only God Can Judge Me REMIX"で登場。この日の為に制作されたスペシャル楽曲だそうで、聴けた観客へは思いがけないプレゼントだった。
ラストはこちらも代表曲の"THE RED MAGIC"。ライブスタート時から増え続けたオーディエンス達は、まさに歌詞の通り『赤の魔法』に感染していったかのように熱が拡がり、最高潮で幕を閉じた。
