2019.05.13 公開
M!LK、ツアーファイナルでニューシングルのリリース&Zeppツアーを発表!

Photo by 笹森健一/小坂茂雄  画像 1/6

昨年8月に新メンバー3人を迎えて7人組となったボーカル&ダンスユニット・M!LKが、新体制となって初の全国ツアー『M!LK SPRING TOUR 2019“Treasure Treasure”』を開催。その最終公演を5月12日に東京・昭和女子大学人見記念講堂で行った。平成から令和へと時代を跨いで全国5都市を回った本ツアーは、2月に発売された2ndアルバム『Time Capsule』をフィーチャーしながら、過剰な演出もなく純粋に楽曲を披露するシンプルな構成で、平均年齢17.8歳の男子らしい等身大の姿を提示。そこにパフォーマーとしての確かな進化と、アルバム1枚を通して訴えた未来に対する覚悟のメッセージを伝えた上に、ニューシングルのリリース&ツアーも発表して、集まった2000人のみ!るきーず(M!LKファンの呼称)と共に希望に満ちた新時代の幕開けを飾ってみせた。

【さらに写真を見る】M!LK・ツアーファイナルの様子(6枚)


令和初のステージとなった東京公演2デイズの2日目。ステージを彩るカラフルなフラッグガーランドの下、メンバーカラーに瞬く7つのカプセルに映像上の7人が吸い込まれると、代わりにそれぞれのイメージカラーのラメジャケットをまとったメンバーがカプセル上に現れる。思わず背筋が伸びるような堂々たる登場シーンから始まったのは、新体制となっての1stシングル「Over The Storm」。板垣瑞生の“OK!”の号令も勇ましく、新たなスタートへの決意を刻んだ楽曲をしっかりと歌い上げ、ツアーファイナルを力強く幕開ける。さらに「ツアーファイナル、盛り上がっていくぞ!」という曽野舜太の号令で7人が一斉にステージへとジャンプして、フレッシュかつ万人の胸を打つ応援歌「Feel Alive」へとつなげば、客席は揺れる7色のペンライトでいっぱいに。続いて「春ツアーに合わせてこの曲を選びました。僕たちも大好きな曲です」と塩崎太智が伝えての「桜咲く頃には」では、7人で肩を組み、宮世琉弥も「今日は僕たちとみ!るきーずの皆さんで楽しい想いでたくさん作りましょう!」と客席に呼びかける。勢い任せではなく、爽やかなナンバーを並べたオープニングは、新しい道のりを誰一人置いていくことなく、み!るきーずと共に歩いてゆこうという彼らの気持ちの表れのようだ。

M!LK、ツアーファイナルでニューシングルのリリース&Zeppツアーを発表!Photo by 笹森健一/小坂茂雄  画像 2/6

実際、新体制となって以降の彼らの進歩は目覚ましく、おなじみの楽曲もさらなるバージョンアップを果たして、佐野勇斗が「この曲は僕たち7人の未来への想いが詰まっています」と告げた「Brave Saga」は持ち前の躍動感が一段とアップ。人気シングル「テルネロファイター」も、7人の情熱的なパフォーマンスにより“可愛い”から“カッコいい”へと生まれ変わって、歌詞の通り“どでかい牛になる”という夢を着実に叶えつつあることをうかがわせる。密林を進む映像に続き、回転したカプセルの中から7人が現れての「ジャングリズム」では、ソロダンスチャレンジ”なる新コーナーが盛り込まれ、リーダーの吉田仁人が黒のハットでセクシーに迫ったり、曽野はエアサッカーをしたりと、それぞれに個性的なソロダンスを展開。野生動物の鳴き声を模したコール&レスポンスが特徴の飛び道具曲を、タフなダンスチューンへと見事に変えてみせる。

さらに、野心をアグレッシヴに叩きつけるユーロビートで宙返る塩崎を筆頭に、アクロバティックに魅せる「上昇思考クライマー」から一転、和気あいあいと笑顔でじゃれ合った「ハロー!」後のMCでは、M!LKの持ち味であるフレンドリーな人懐っこさを存分にアピール。6月に発売される新体制初の写真集を撮影した香港での思い出話に花が咲き、山中柔太朗が同室だった板垣の面倒を甲斐甲斐しく見ていた等の秘話を公開する。“Treasure Post”なるコーナーでは、来場したみ!るきーずたちからの質問に一人ひとり答え、「麺は好きですか?」という質問に宮世が「みんなが好きな麺は? イケメンだろうが!」とボケる場面も(笑)。肩の力の抜けたラフなトークで客席を和ませてくれるのもM!LKライブの楽しいところだ。

M!LK、ツアーファイナルでニューシングルのリリース&Zeppツアーを発表!Photo by 笹森健一/小坂茂雄  画像 3/6

1ページ(全3ページ中)

関連タグ

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
WWSチャンネルの人気記事をお届けします

関連記事