2019.05.09 公開
河野伸(ピアノ)、海老沼崇史(ベース)による抑制の効いたシックな演奏、ひとつひとつのフレーズを手渡すような中島のボーカル表現も絶品だ。
スパンコールをあしらった黒のパンツルック、「我慢しないでいい場所を作るのが私の使命だと思っています。
“Premium Live”では、平気で泣いて、平気で笑ってください」という言葉も印象的だった。
ライブ前半では、アコースティック・アレンジ初披露となる「記憶」(7thアルバム「REAL」収録/2013年)、
ミュージカルの組曲のようなアレンジが施された「GAME」(6thアルバム「STAR」収録/2010年)など、このツアーでしか聴けない貴重なテイクを披露。
繊細な息遣いを交えた表情豊かなボーカル、シアトリカルなステージングも楽曲の世界観を引き立てていた。
さらに中盤では、80〜90年代の楽曲のカバーも。中島自身がセレクトしたナンバー8曲(アイドルポップスから演歌まで)を歌唱する楽曲を
日替わりで決めるこのコーナーも、同ツアーの見どころの一つだろう。
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