そんな新人2人へ岩田は新人時代に寝坊したことを告白。「初めて出演させてもらった舞台で、ゲネプロの日に遅刻。スライディング土下座をしました(笑)。現場で笑いはとれましたが、その1日は生きた心地がしなかったです」、高畑は「初めての映画で、沖縄ロケで食べすぎて、ファーストシーンとラストシーンがつながらなくなってしまいました(笑)。顔が満月みたいになってしまい…14歳の夏を反省しました。地方ロケでは、美味しいものが多いので気をつけてください」と爆笑失敗エピソードを披露し会場を沸かせた。
本作では人を分け隔てなく愛する町田くんと接することで、登場人物たちの世界が変わっていく様子が描かれている。これにちなんで、人生を変えた人についてトークが及ぶと、岩田は「EXILEのHIROさんです。まっとうな答えですみません(笑)」と笑いながらも、心底尊敬していることを感じる場面だった。高畑は「選べません!沢山いますし、その都度出会うべき人に出会っている」とコメント。太賀は「石井監督です!18歳の頃に初めてお会いしていて、考え方や価値観が変わりました」と、石井監督を前に恥ずかしそうに話し、池松も「太賀さんと高畑さんと石井さんは10年ぐらいの付き合いなんです。それぞれお3方の活躍ぶりに影響を受けてきていますし、自分の人生でも大切な3人」と語った。
最後にこれから映画を観る人に向けて、主演の細田は「とにかく一生懸命やりました。町田くんが一生懸命いることで、周りの世界観を変えてしまうエネルギーの強さを見て欲しいです!」、関水は「初めてのお芝居だったので一生懸命お芝居しました。登場人物が一生懸命で心が温かくなる作品です」と、緊張しながらも新人らしいキラキラした表情で熱いメッセージを寄せた。
また、豪華キャスト陣が会場に集まった観客に向けてレッドカーペット上でサインをするなどファンサービスを行われ、観客たちとキャスト陣が一体となり熱気に包まれたイベントとなった。
映画『町田くんの世界』は6月7日(金)より全国上映される。