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続く二幕目では、まさに今の時期が見ごろとなる藤の花の飾りが一面に広がる、歌舞伎舞踊の演目『藤娘(ふじむすめ)』の舞台をモチーフとした紫の世界へ。客席後方から歌舞伎で実際に使われる「馬」に乗ったきゃりーが装いも新たに登場。紫のチェック柄の上に和を彷彿とさせるゴールドの柄がプリントされたオリジナル衣裳で、胸には十字架のクロスアクセサリーを身につけ出雲阿国をオマージュ。馬に乗ったままのきゃりーが花道から舞台へと進むと、「最&高」「インベーダーインベーダー」「キミに100パーセント 」といった大ヒット曲が立て続けに披露されていく。
デビュー曲の「PONPONPON」から「CANDY CANDY」「Crazy Party Night〜ぱんぷきんの逆襲〜」では、もはやここが南座であることを忘れるほどの全開のきゃりーワールドへ。
「出雲阿国に由来する場所でライブできることが本当に感慨深いです。」と今回のスペシャルライブへの特別な思いを語り、「ちゃみ ちゃみ ちゃーみん」「do do pi do」「もったいないとらんど」「恋ノ花」と続き、5月10日に配信リリースされる新曲「きみがいいねくれたら 」を披露し、ステージはいよいよクライマックス。
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最後はハートを模した紙吹雪が降りしきるなか「原宿いやほい」で大団円を迎えた。大歓声の中、
歌舞伎劇場ならではの「花道」を使って舞台を後にした。
平成最後の日に、日本最古の歴史を持つ劇場での歌舞伎とのコラボレーションを見事に表現したきゃりーぱみゅぱみゅ。2020年のオリンピックイヤーに向けて日本文化が注目される中、今度はどんな伝統と革新を融合したステージを見せてくれるのか。きゃりーぱみゅぱみゅの進化は止まらない。
《歌舞伎の所作指導を行った片岡愛之助よりコメント》
歩き方や手の運びなど、お伝えしていた所作も完璧でした。衣裳も重いはずですが見事にこなされており、しっかりとお稽古をされたんだなと感じました。歌舞伎とのコラボ率の高さにも驚き、もっと見たかった!と思うくらい、あっという間に時間が過ぎてしまいました。12日~の昼マツリでは、私もAR歌舞伎体験で石川五右衛門としてミライマツリに登場いたします!きゃりーさんのライブと同じくらい感動していただけるといいですね。
