さくらしめじが3ケ月連続で行ってきた主催イベント「ダブルでワクワク!さぁ!集まれダブダブ!」の最終公演として4月6日に渋谷WWWにて、サイダーガールとの2マンライブが行われた。
2月にコレサワ、3月には大石昌良を迎えて行われた、このイベント。サイダーガールはデビュー直後からさくらしめじの田中雅功、髙田彪我のふたりが動画サイトで曲を聴いていたというだけあり、オープニングトークでは「まさか一緒にライブをやれる日が来るなんて!」と緊張を上回る喜びでイベントの開幕を宣言した。
ステージに登場したサイダーガールはYurin(Vo, Gt)の「サイダーガール始めます」の言葉と同時に「オイオイ」という掛け声と共にオープニングナンバー「エバーグリーン」でライブをスタート。メロディアスな中にエネルギッシュさを感じさせる曲に続けて「ドラマチック」からMCで「年齢の離れた子から誘ってもらう機会はなかなかないのでうれしいです」と挨拶し、「パレット」「グッドモーニング」へ。1曲終わるごとに客席に熱が帯びていくのがわかる。
真っ赤なライトが点滅する中、フジムラ(Ba)の「拳あげますか!」という呼びかけに応えるように客席からはたくさんの手があがりでアップテンポなロックナンバー「約束」で会場を大きく沸かせた。
Photo by ハヤシサトル
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MCでは、フジムラが「僕らのライブを観に来てくれたんですよ。いい感じだったので、あとから調べてみたら10代でびっくりした」という出会いのエピソードから、「今日“なかよしお食事タイム”っていうのがあって、一緒にごはんを食べながら話したんだけど、新鮮だったね」と言うと「僕ら、友達いないからね」と知(Gt)がトークに加わり笑わせる。Yurin「なんか給食みたいだった。たわいもない話でも笑ってくれるから、なんか弟みたいな気がしました」とさくらしめじとのほのぼのとした関係性を教えてくれた。