後半のスタートは、「久々に歌う」という「きみでした」を弾き語りで。中学時代にリリースした頃は、少し背伸びした可愛いラブソングという印象だったが、いつの間にか「等身大」を感じさせるラブソングへと成長しているように感じられた。
「いーでぃーえむ」で会場を熱く盛り上げ、その勢いのまま疾走感あふれる「スタートダッシュ」から、一瞬の静寂のあと彪我と雅功の歌声だけが会場に響き渡る「先に言うね」がラストナンバーとして演奏された。
何度も何度も「めちゃくちゃ楽しかった」と繰り返すさくらしめじのふたり。これでラストかと思いきや、「せっかくの2マンライブなので、一緒に1曲歌ってもいいですか?」とサイダーガールを呼び込むとさくらしめじのTシャツを着たメンバーの姿に驚くふたり。「初めて観たけど、ロックなライブするね」と誉められ「いやいやいや」と恐縮しまくり。
ふたりが「とにかく聴きまくっていた」というサイダーガールの「メランコリー」を一緒に演奏。嬉しそうに歌いながらギターを弾く彪我、ぐるぐると手をまわしながら飛び跳ねる雅功、そんな彼らにつられてサイダーガールも笑顔で客席と一緒にイベントのラストを楽しんでいた。
Photo by ハヤシサトル
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この2マンイベントを振り返り「大好きなアーティストさん3組に出ていただきましたが、ライブを横から観ることなんて、なかなかできない経験なので、本当に3回とも刺激的でした」と話す雅功。「コラボグッズを作ったり、カバーし合ったり、一緒に曲を歌ったり。ごはんを食べながら話したり。お招きした僕らが楽しませてもらいました」と彪我。そして「楽しかったで終わらせずに、この経験を次につなげていきたいと」意欲的な言葉で締めくくった。