2019.04.04 公開
一方、『BIOODY LOVE』では少し大人っぽさを感じさせるムーディーなオレンジ色のミラーボールが光る中、パントマイムのようなテクニカルな動きが多分に取り入れられた、スローなフォーメーションダンスを披露。
激しさや勢いとはまた異なり、これまでのスパドラとはまた違う新たなパフォーマンスを見せてくれた。
また‟大人らしい・艶っぽさ‟という点では、シングルで発売された『Monster!』も見逃せない。男性と女性、それぞれの恋心を歌う本曲では、男性パートでは激しく力強く、女性パートでは柔らかく、それぞれのパートでダンスのメリハリを持たせ、心情と楽曲の世界観を体現した。
一方『Set It Off』では赤いライトと紫に光るシャンデリアの中、ソファーにジャンを中心に寝転んだり、けだるそうに腰かけたりしながらラップを披露。その周りでは激しいダンスが披露され、楽曲・ダンス・怪しげな舞台の空気感という違和感があるものが絶妙に共存する事で存在感を放ち、目が離せないステージとなった。
このバランス感は、歌唱、ダンス・表現力などの土台がないと難しいものだろう。
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