2019.04.04 公開
一方『Set It Off』では赤いライトと紫に光るシャンデリアの中、ソファーにジャンを中心に寝転んだり、けだるそうに腰かけたりしながらラップを披露。その周りでは激しいダンスが披露され、楽曲・ダンス・怪しげな舞台の空気感という違和感があるものが絶妙に共存する事で存在感を放ち、目が離せないステージとなった。
このバランス感は、歌唱、ダンス・表現力などの土台がないと難しいものだろう。
楽曲についても2月に発売されたアルバム『2nd Emotion』の楽曲を中心に披露をされたが、ハードロックからEDMなどのクラブを彷彿とさせるサウンド、ポップチューンなど幅広い楽曲を聴かせてくれた。
その中でもカッコよさ、激しさはもちろん、セクシーな表情や仕草、恋する切なさ、怒り、楽しさや嬉しさなど、最新アルバム『2nd Emotion』のコンセプトの通り、様々な‟感情“を各楽曲ごとに力強く体現。様々な表情で観客を一息つかせる間もなく翻弄し続けた。
また彼らのライブはただ「観る・聴く」だけではなく、一緒に盛り上がれるクラブのようなノリも見逃せない。
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