そしてメンバー4人での再会。久しぶりの再会に高鳴る気持ちを押さえ、3人の待つドアを開けた時…そこには、ただ「ZYYG」があった。
家族でもなく、友人とも違う。赤でもなく黒でもなく、無色透明な「ZYYG」が。
それはまるで2、3日前にレコーディングしていたような、リハーサルの休憩中の一時のような、そんな感覚。本当に自然な空間でした。
自分を必要としてくれる大切なメンバー、そしてZYYGを愛し続けてくれたファンの皆さんに恩返しがしたい。その想いが4人の再会へと導いてくれた気がします。
また君達に出逢いたくて…まだ見ぬ君達に巡り逢いたくて…ZYYG 2019夏
是非逢いに来て下さい。
★Guitar 後藤康二
ZYYG活動休止後、自身のプロジェクト”ck510”も掲げ、プロデュースワークや楽曲提供etc、ガムシャラながら音楽家として、ギタリストとして、クリエティブに奔走する日々でした。
でも何処かでずっと胸の奥に棘のようにチクリ刺さっていた「ROCKへの衝動」
それはまぎれも無く「ZYYG」そのものでした。いつも3人がチラチラ脳裏から離れずに居ました。それほど大きく愛しい存在だったなんて、自分でも愕然。むしろ封印しようと意地を張ってた時期すらあったし。
自身のささやかな音楽キャリアの大いなる総括として「ZYYG」ともう一度向き合い、決着を付けなければ。
そして、燃え残る青春への情熱と、自身へのオトシマエにも似た想いを抱え、メンバーと再会を果たし、ひとりひとりにZYYGの再始動への想いを伝えました。
ひとつだけ自分に言い聞かせる様に決めた約束事、
それは「もし、メンバー誰かひとりでも難色を示したら一切を諦めよう」と。
代わりのサポートメンバーを起用するなんて当然1ミリも考えられなかったし、この4人でないと意味がない。
正直、皆それぞれ、ある種の戸惑いが無かったかと言えばウソになるかと思います。
でも何よりメンバー全員が、健康で元気でヤンチャに再会出来た事が”奇跡”そんな気がしてならなかった。高山はこう言ってくれた。「いつか後藤が言い出すんじゃないかと予感してた」
嬉しかった。
