「今年の夏をこの曲で盛り上げたいな。今日が初公開。夏の爽やかな感じで楽しめる曲、一緒に盛り上がってくれますか!!」の声を受けて飛び出したのが、この日が初披露となった『サイケデリックロマンス』。触れた瞬間から、心の中をウキウキという言葉が支配してゆく楽曲だ。会場中の人たちも、初めて聞いたとは思えないほど、最初から大きく手を振り、爽やかな風と眩しい光を運ぶ楽曲を笑顔で受け止めていた。「君とロマンス」と歌う歌詞も、とても気になるじゃない。

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激しいギターサウンドに乗せ、刺激満載なビートチューン『Underdog』をEXILE SHOKICHIは突き刺した。カラフルな音が1曲の中で絡み合いなから熱を発してゆく。煽るように歌うSHOKICHIに導かれ、テンションもマックスへ向けてどんどんアガり続けていく。このエナジー、もっともっと身体中で感じ続けたい。
「駆け抜けていこうぜ!!」、激しく躍動するダンスナンバー『HERE WE GO』へ飛び乗り、会場中の人たちが跳ねだした。SHOKICHIも強烈なビートを放つ楽曲に合わせ、挑発するようにRAPや煽りを突きつけてゆく。アガれ、アガれ、このまま我を忘れ騒ぎ続けろ。それが、ここで楽しむ一番の答えだ。

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最高にアッパーでファンキーなダンスパーティを描き出した余韻を味わうように、EXILE SHOKICHIはバラードソングの『君に会うために僕は生まれてきたんだ』を、ピアノを弾きながら届けてくれた。胸をキュッと嬉しくしめつける、でも、とても温かいバラードだ。ひと言ひと言へ想いを詰め込みながらSHOKICHIは歌いかける。「君に逢うために 愛するために 生まれてきた」と歌われた瞬間、心がキュンと高鳴った。その歌をEXILE SHOKICHIは大勢ではなく、一人一人の心にしっかりと響かせていった。もちろん、誰もが「わたしに向けて」という気持ちで、彼の想いを受け止めていたに違いない。

　最後にEXILE SHOKICHIは、会場中の人たちと心を一つに繋ぐように『The One』を歌唱。心一つに溶け合ったこの時間を、これからも紡ぎ続けようと。その繋がりがけっして解けないように、SHOKICHIも、会場の人たちも、心と心でギュッと固い握手を交わしていた。

【開催概要】
『TOKYO GIRLS MUSIC FES. 2019』
開催日時：3月31日 　
開場16:00 開演17:00 終演21:00（予定）
会場：横浜アリーナ（神奈川県横浜市港北区新横浜 3-10）