2019.03.15 公開
湘南乃風のヴォーカリストでもあり、ソロ・アクトとしても唯一無二の歌声を持つHAN-KUNのソロアルバムが2017年8月以来となるおよそ2年ぶりにリリースされることとなった。
今作は今年からユニバーサルミュージックへの移籍第一弾となる。
ソロとして今年10周年イヤーの彼から届いた作品はJ-POPを自身のアイデンティティであるレゲエに昇華させたもの、自身の今までの作品の中でも非常に貴重で興味深いものとなった。
今作を作るきっかけとして「日本とジャマイカの音楽を繋げたい」との思いから自身初のカバーアルバムとして昭和、平成の不朽の名曲と呼ばれたJ-POPを自らセレクト。
その選曲理由として「自分が聴いてきた曲、今の世代の方々にも届くであろう曲、今の若い世代の方々が、自分(HAN-KUN)を通して新しいものとして楽しんでもらえる曲を選曲した」と答えている。
全世界で1500万枚売れた昭和を代表する名曲「上を向いて歩こう」(1962)をはじめとし、J-POPの名曲が数多く輩出された90年代から「湘南MY LOVE」(1991)、「離したくはない」(1991)、「もっと強く抱きしめたなら」(1993)、「木蓮の涙」(1993)、「このまま君だけを奪い去りたい」(1994)、「空も飛べるはず」(1994)、「TOMORROW NEVER KNOWS」(1997)。
また2000年代からは「あなたに」(2001)、「ひまわりの約束」(2015)、「海の声」(2016)とその年代に大きく軌跡を残した楽曲含めイントロ含む全12トラックを収録。
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