ほとんど間髪を入れずにビートを刻み出したアコギから始まり披露されたのは最新楽曲『アレ』。キャッチーなダンスチューンに乗せ、現代社会の"日常生活"を歌い上げる。
続いて両国国技館に響き渡ったのは、重厚なイントロで始まる『I Love Me』だ。異世界で奏でられるようなメロディに乗せて、最優先で自分を愛する人間を皮肉に歌い上げる。また、一際ギターテクニックが光るこの曲。アウトロの怒涛のストロークには会場から大歓声が上がった。
向正面から西側に向きを変え喋り出した斉藤。「今日やろうと思ってた曲は渡辺くんにやられてしまったので。バッチリですよね、この曲は彼にあげます」と、自身の前のステージで渡辺大知がカバーした『空に星が綺麗』を絶賛。斉藤和義 Photo by HAJIME KAMIIISAKA 画像 7/7
最後に披露されたのは、多くのミュージシャンにも愛される往年の名曲『歌うたいのバラッド』。シンプルでありながら究極のラブソングとも言える楽曲で、会場を上質な甘さで包み込んだ。
【セットリスト・斉藤和義】
M-1 やさしくなりたい
M-2 ずっと好きだった
M-3 アレ
M-4 I Love Me
M-5 歌うたいのバラッド
【イベント概要】
■タイトル: 30th J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE supported by azabu tailor
■日程: 3月9日(土)、3月10日(日)
■会場: 両国国技館 (東京都墨田区横網1-3-28)
■出演:3月10日(日)
秦 基博
トータス松本(ウルフルズ)
井上陽水
斉藤和義
田島貴男(ORIGINAL LOVE)
あいみょん
渡辺大知(全7組)
ゲストアクト: 高田漣
オープニングアクト: 熊川みゆ
MC: グローバー(J-WAVE ナビゲーター)