滲み出る優しい感情と何処か哀愁を抱いた想いを重ねながら、竹原ピストルは『浅草キッド』を歌いかけた。胸にしみじみと染み渡る、まさにフォークの神髄を覚える楽曲だ。わびしい日常に小さな夢を重ねるように、人の生活から滲み出る情緒を竹原ピストルはモノクロのドラマを描くように歌いかける。その景色を覗きながら側で浸っていたい。そんな気分にさせてくれるのが嬉しいじゃない。竹原ピストル Photo by HAJIME KAMIIISAKA 画像 5/5
最後に竹原ピストルは『狼煙』を力強く、激情した気持ちのままにぶつけてきた。竹原ピストルのライブには、何時だって彼の人柄が滲み出ている。その心模様が激しかろうとわびしかろうが、そこに映し出される竹原ピストルという男の人情が大好きだ。その人情に惚れた人たちが今増え続けているのが嬉しいじゃない。そんな姿も、この日のライブを通して感じていた。
(取材/文:長澤智典)
【セットリスト・竹原ピストル】
M-1 おーい!おーい!!
M-2 LIVE IN 和歌山
M-3 Forever Young
M-4 あ。っと言う間はあるさ
M-5 Amazing Grace
M-6 よー、そこの若いの
M-7 浅草キッド
M-8 狼煙
【イベント概要】
■タイトル: 30th J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE supported by azabu tailor
■日程: 3月9日(土)、3月10日(日)
■会場: 両国国技館 (東京都墨田区横網1-3-28)
■出演:【3/9】
奥田民生(ユニコーン)
真心ブラザーズ
竹原ピストル
田中和将(GRAPEVINE)
平井大
石崎ひゅーい
Anly(全7組)
ゲストアクト: THE CHARM PARK
オープニングアクト: DedachiKenta
MC: クリス・ペプラー(J-WAVEナビゲーター)