女祭りの開催は実に3年ぶりということもあってか、彼らから間髪入れずに届けられる “特別”に対する歓喜の声が沸き上がる客席は、いつもの熱とは違う突き抜けた手放しな 熱を感じた。 それは、アルバムツアーの様にコンセプチュアルな世界観でもなく、新旧問わず自由に組 み立てられたセットリストを、彼らも CREW も純粋に向き合って音楽を楽しめている様子だった。
「もう二度と武道館ではやらないだろうなって思ってた曲を連続してやったけど、やろう と思わせてくれてありがとう。誕生日を祝ってもらう側が、祝ってくれるみんなを祝う気 持ちで楽しませることが、本当の誕生日の祝われ方だと思うから。今日はみんなをガッチ リ楽しませていくのでよろしく!」撮影:鳥居洋介 画像 18/29
撮影:鳥居洋介 画像 19/29
撮影:鳥居洋介 画像 20/29
撮影:鳥居洋介 画像 21/29
撮影:鳥居洋介 画像 22/29
撮影:鳥居洋介 画像 23/29
TAKUYA∞は 10 年ぶりにやった曲達を振り返りながら、CREW 達と過ごせている今を 改めて噛みしめていた。
中盤では、会場から選んだ CREW を1人ステージに上げ、「君の好きなうた」「SHOUT LOVE」を歌って届けた。“1人”に歌われる様なシチュエーションでの演出は、会場に集まった一人ひとりに届けていることを意味するものであったと悟った。その他にも見どころは特筆したいことばかりだった。
「EDEN へ」では会場中の CREW が一丸となって声を揃えて歌った圧巻の景色を魅せ、 サックスが力強く伸びやかに響き渡るイントロから始まっていった「ナノ・セカンド」で は、炎が噴き上げる中で最上級の熱を放ち、“女捨てて声聞かせろ!”という TAKUYA∞ の挑発に、更にCREW達が熱を上げていった「IMPACT」では、この日最高の盛り上がり を見せたと言っても過言ではない景色を魅せてくれた。撮影:鳥居洋介 画像 24/29
撮影:鳥居洋介 画像 25/29
撮影:鳥居洋介 画像 26/29
撮影:鳥居洋介 画像 27/29
撮影:鳥居洋介 画像 28/29
撮影:鳥居洋介 画像 29/29
生きていく上で見落としがちな言葉達が詰め込まれた「Ø choir」も UVERworld というバンドの個性。力強いメッセージだけではなく、何気ない毎日の中に潜むヒリヒリする様 な感情こそをも、彼らは見事に描き出し、そしてそれを音に乗せ、聴き手の心の奥底まで 運んでいくのだ。CREW 達は手を掲げ、声を重ねた。それは、全ての CREW 達が、 UVERworld というバンドと、この時代に生きられているという幸せを噛み締めている様に感じた瞬間だった。
ラストに届けられたのは「在るべき形」。 自分らしく生きることへのエールを送り、人間として失ってはいけない大切なことを、こ の日も彼らはしっかりと残してくれた。“また女祭りで会おうぜ!”と高らかに叫び、男祭 りが行われる横浜アリーナへと向かった。
このライブの模様は今月24日にWOWOWで放送される。4月放送の「男祭り」と合わ せて、2ヶ月連続UVERworldの前代未聞ライブをお見逃しなく。
【番組情報】
2 ヶ月連続放送!UVERworld ARENA TOUR 2018.12.21 TAKUYA∞生誕祭
「〜女祭り at 日本武道館〜」 3/24(日)よる 10:00 WOWOW ライブ 」
「〜男祭り at 横浜アリーナ〜」 4/30(火・休) よる 9:00 WOWOW ライブ
プロモーション映像公開中!
番組サイトもチェック→https://www.wowow.co.jp/music/uw/
