Photo by kamiiisaka Hajime
本編ラストは韓国デビュー曲『ELVIS』。サビでのオーディエンスからの「エルビス!」の大きな声が響く中、ビシッと最後のポーズを決めて、客電が落ちると、間髪入れずに「AOA!AOA!」とアンコールを求める大合唱に。
画像 4/5Photo by kamiiisaka Hajime
再び登場したメンバーはダメージデニムにショート丈の赤いタンクトップ&ブルゾンという鮮やかな衣装で、5月に韓国でリリースしたばかりの『Good Luck』の日本語バージョンを初お披露目。この日本語バージョンは8月3日に発売されるということで、オーディエンスへの一足早いプレゼントとなった。
一列に並ぶダンスが楽しげな『Luv Me』の後は、日本ファンクラブELVIS設立1周年を祝って、デビュー曲『ELVIS』のサビの「ELVIS」を「ANGELS(AOAを意味する)」に変えてファンが大合唱するというサプライズイベントと共に、“1”のロウソクを立てたケーキが運ばれてきて、これにはメンバーもびっくり&嬉しそう。
「(皆さんにとって)楽しい時間になっていてほしいです」(ミナ)、「こんなにたくさんの方が来てくれて感動しました。これからももっとかっこいいステージを見せていきたいです」(チョア)、「もっとかっこいいAOAになれるように努力します」(へジョン)、「2回目の単独コンサート、幸せで楽しかったです」(ユナ)と口々に感謝の言葉を述べ、ELVISのみんなと記念写真をパチリ。
そして本当に最後の曲、『チョアヨ!』では、メンバーそれぞれが自由にステージを歩き回ってファンサービス。グッズのタオルを投げたり、2階、3階のお客さんへ大きく手を振ったり、ピースマークをしたり。特に、タオルを投げる場面では、ぐるぐると腕を振り回して大きく投げるソリョン、最後に一緒に放り投げるジミンとチャンミ、きちんとタオルをたたんでから投げるミナと、それぞれの性格が出ているようで微笑ましかった。
今回のコンサートでは凝った内容のVCRが印象的。AOA自らが、コンセプトとなっている“ANGELS WORLD”の説明をしてくれるのだが、ビーチやシアターなどAOAと観客が一緒に遊べる場所という演出がされているのだ。AOAのコンサートに行ったELVISが、恋人から焼きもちメッセージが来て、ドギマギしながら返答するといったコミカルな場面もあり、笑いを誘う。
全てを日本語でこなしたVCRとMCで、親しみを感じさせてくれたAOA。“ANGELS WORLD”というファンタジックで楽しい空間をたっぷり堪能できたコンサートだった。
