2019.03.01 公開
申し分のない歌唱力は彼の真骨頂。それを最大限生かすように心がけて作りました。イメージはバブルだった頃の懐かしい東京の夜。誰もが浮かれていた時代のナイト・ライフを見事に表現してくれました。
聴いて頂ければわかるように、マーチンの魅力が最大限詰まった楽曲だと自負しています。
オファーを頂いてすぐにいくつもの曲調が浮かんでしまった--誰だってキング・オブ・ジャパニーズ・ソウルに歌ってほしい曲なんてたくさん浮かぶだろう。でもそうなると1曲に絞り込むのが難しく、まずはお会いしてヴァイブスを共有してからと考えた。大雑把な方向性だけ持って(もちろん僕はド緊張で)打ち合わせに臨んだわけだが、その時に共有したヴァイブスを大胆かつ丁寧に作品化できたと思います。
初めて雅之さんの声が曲に乗ったときの嬉しさは筆舌に尽くしがたく、そして堀込高樹氏によるロマンチックな歌詞が雅之さんの口から発せられた瞬間といったら!
たくさんの方に何度も聴いて欲しいです。
冨田恵一(冨田ラボ)
我が師匠と仰ぐピアニスト・シンガーソングライター佐藤博(2012年に他界)が生前書き残した曲をマーチンさんが歌ってくれるかもしれないと聞いた時、これは絶対にワタシがやらないとダメだと(笑)
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