2019.03.01 公開
鈴木雅之さんからプロデューサーのオファーが来たときは嬉しかったです。この2年ほど、DJでシャネルズの「街角トワイライト」「ハリケーン」「ランナウェイ」などの楽曲をプレイしまくっていたので、やった!という感じでした。
じつはオファーを戴いて、すぐに曲ができてしまったのですが、先方から「パレード」というキーワードを入れ込んだ楽曲を、というお題(リクエスト)がきて、そこから悩みました。難しくて悩んだ、というより、最初にできてしまった曲のアイデアをなかなか捨てられなくて悩んだわけですが。
デモ音源のガイド・ヴォーカルを鈴木雅之さんもよくご存知のアマゾンズの吉川智子さんにお願いしました。ビックリしてくださったみたいで嬉しかったです。
ご本人からリクエストにはお応えできたかな、と思っております。ひさびさにピチカート・ファイヴの頃のサウンドみたい。ヴォーカルのおかげでゴージャス感が200パーセント増しになりました。
とにかく大ファンなので、ソングライターとしてシアワセなお仕事でした。7インチにサインも戴いてしまいましたし。いつかまたもう1曲、今回オファーをもらった直後にできてしまったあの曲を歌ってもらいたいです。
小西康陽
「デリケートな嘘」によせて
今まで女性アーチストの楽曲を数多く手掛けて参りましたが、心の中では男性アーチストからの依頼を心待ちにしていました。今回、鈴木雅之さんからのオファーは、僕にとっては願ったりかなったり。新たな創作魂に火がつきました。
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