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『妄想満月』などゴールデンサークルから生まれた多くの名曲、桜井が実は当日にリクエストを出したという楽曲や、会場も驚いた意外なカバー曲など、ここででしか聴けない音楽にオーディエンスは完全に魅了された。

本編最後の曲は寺岡が「Golden Circleのテーマ曲に相応しい」と語る『バトン』。音楽界の未来へと繋ぐ
希望に満ちあふれた一曲に会場は大きな歓声に包まれた。

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アンコールを求める手拍子にが起きると寺岡は「最高の夜です！ありがとうございます！」と感謝の言葉を伝える。

アンコールの最後に寺岡は「1991年、この歌から始まりました！またこれからもGolden Circleを宜しくお願いします。」と、この日のラストナンバー。『星になれたら』を歌唱。

最後はステージ場でしっかりと抱き合う寺岡と桜井。25年の絆が最高の音楽を生み出した。そんな2人に会場からは惜しみのない喝采の拍手と声援が鳴り響く中、13000人の動員を記録した『寺岡呼人presents「Golden Circle」20回記念スペシャル～僕と桜井和寿のメロディー～』、日本武道館公演は幕を閉じた。

『寺岡呼人presents「Golden Circle」20回記念スペシャル～僕と桜井和寿のメロディー～』はこの後、8月2日には大阪城ホールにて開催される。過去25年での共作曲、そしてお互いの曲で紡ぐスペシャルライブは文句無し、必見の内容だ。

（文：山岸一之）

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