「僕たちが楽しく音楽を続けられるように、みなさん祈念してください。祈るに念と書いて祈念!」というYO-KINGの言葉から始まった「どか~ん」では、奥野真哉がフレディマイクを持って前へ出てエアボーカルで歌いまくる。その自由すぎるふるまいにYO-KING、「別現場じゃ絶対できないことを!」とツッコミを入れる。「ノーメル賞ブギ」ではMOUNTAIN HORNSの4人が手拍子とかけ声を入れ、「うきうき」で再び全員が演奏に参加。さらに「JUMP」で、MB’S本領発揮の後半へとなだれこんでいく。
本編ラストは、MB’Sが編成されるきっかけとなった重要な曲である「新しい夜明け」で、華やかに締めくくられる。
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アンコールは5人編成で、『INNER VOICE』のオープニング曲「メロディー」でスタート。YO-KING最新の人生訓とでも言うべきリリックにみんなじっと聴き入ったあと、10人編成に戻って「COSMOS」、そしてこれもこのライブには不可欠な代表曲「空にまいあがれ」でオーディエンスを歓喜させる。
最後はYO-KINGと桜井、ふたりで1曲。「30年前、この曲でデビューしました」と、デビュー・シングル「うみ」を歌い、大団円を迎えた。ステージを去り際に桜井、笑顔で欽ちゃんジャンプ三連発を見せた。
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次の真心ブラザーズのアクションは、ふたりだけで行う「デビュー30周年企画 ライブ・ツアー 『真心道中歌栗毛2019』」。4月6日大阪ABCホールを皮切りに、全国13箇所を回る。ファイナルは6月16日、ヒューリックホール東京。
また、9月発売のセルフ・カバー・アルバムに収録する10曲をファン投票で決める企画が、オフィシャルサイトで行われている。投票締切は2月14日23:59。
TEXT 兵庫慎司
■真心ブラザーズ結成30周年特設サイト →
http://www.magokorobros.com/30th_anniversary/
