2019.02.12 公開
30周年の真心ブラザーズ、中野サンプラザで大盛況のツアーファイナル!

Photo by 柴田恵理  画像 1/13

真心ブラザーズの9月から続いたニュー・アルバムのリリース・ツアー『HOLD BACK THE TEARS』(全21公演)が、2月10日中野サンプラザでファイナルを迎えた。10人のMB’S編成で中野サンプラザでワンマンをやる、という毎年この時期恒例のライブを、今回はツアーのファイナルに据えた形で、2月2日には大阪なんばHatchで、同編成でのワンマンが行われている。

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ドラム須貝直人、ベース上野一郎、キーボード奥野真哉、コーラスうつみようこ、 MOUNTAIN HORNSの4人(トランペット西岡ヒデロー、トランペット上石統、アルトサックス首藤晃志、テナーサックス宇田川寅蔵)、そしてギター桜井秀俊の9人でしばしインストを奏でてから、1曲目「サマーヌード」のイントロに入るとレザージャケット姿のYO-KINGが走って登場、歌い始める──というオープニング。そして「All I want to say to you」「放課後ギター」と、2007年のアルバム『DAZZLING SOUND』からの2曲を続けてプレイする。

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「どうもありがとう、真心ブラザーズです。1年ぶりのMB’S、平均年齢は言わないようにします。ドンブリ(勘定)で言うとふたりで100歳だと思ってください。ビバさん(須貝)今年で60歳ですから!」とYO-KING。
YO-KINGと桜井がお互いの衣裳をいじり合ったりしたあと、「じゃあちょっと懐かしい曲やります」と、1995年発表「time goes on」へ。そこから、最新アルバム『INNER VOICE』より「バンドワゴン」、「トーキングソング」、「Z」、2006年の「情熱と衝動」と、MB’Sアレンジの施された新旧の曲が続いていく。

「おかげさまで真心ブラザーズ30周年です。30周年イヤーにかこつけて、今年はたくさん遊んでいきたいと思いますので、みなさんよろしくおねがいします」というYO-KINGのあいさつから、MB’Sの歴史を振り返りながらメンバー紹介。ファースト・アルバム『ねじれの位置』に来てもらって2日で全曲録ったプロのドラマーがビバさんだった、という話から、「まだ学生だったからさ、プロの現場でやり逃げして、普通の生活に戻って就職しようと思ってたから。まさか30年一緒にやるとは」と桜井。「俺はなんとかこのまま遊んで暮らせねえかなと思ってた」とYO-KING。そして「先週の大阪の打ち上げで盛り上がって、今日スタッフがマイクスタンドを切断したものを作ってきてくれた」と、フレディ・マーキュリー型のマイクを手にした桜井、YO-KING&ビバさん&一郎の3人になったバンドを従えて、めったにやらない「悪口」を歌う。

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1990年リリースのセカンドアルバム収録、今では歌詞に差し障りがありすぎるのでとこどころ変更、代わりに「今ならでは」差し障りある言葉に変えられた箇所もあり。続いてファーストの「きいてる奴らがバカだから」、最新アルバムの「ライダースオンナ」と、4人でプレイしていく。「きいてる奴らがバカだから」の間奏では、クイーンの「地獄へ道連れ」が差し込まれた。

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